The Raconteursザ・ラカンターズ

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『コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー』 本日発売!!

2008.5.28

「ファンに真っ先に音源を届けたかった」というシンプルかつ純粋な気持ちから、アルバム完成からたったの3週間、事前告知一切なしの緊急リリースを行なった、“産地直送”アルバム、『コンソーラーズ・オブ・ロンリー』。それでも全米初登場7位、全英初登場4位、彼らの意図はしっかりとファンに受け止められ、絶好調のスタートを切っているラカンターズのセカンド・アルバム。いよいよ、今週5月28日(水)日本盤が発売されます。と同時に、着うた®の配信もスタートします。ジャックはこの緊急リリースを行なった後、以下のように発言しています。「目的はファンであり、ファンが誰よりも先にアルバムを聴けるってことであり、ファンが自分達の欲しいフォーマットで買えるってことだったんだ。それがこの計画の最も大事な部分だったんだ。ただ実現はすごく困難で、レーベルとは可能かどうか長い間話し合いをしたんだ。特に一番難しかったのは、アメリカではアナログでの発売。でも、結局実現することができて、すごく嬉しく思ってるんだ。ファンも100%喜んでくれてるよ。アメリカのプレスは少なからず動揺したようだったけど。僕らが、プレスが人へ与える影響力みたいなものを邪魔したとでも思ったみたいでね。でも、別に僕らはそれが目的だったわけじゃなくて、単にアルバムが発売してからレビューしてくれてもいんじゃないかって思っただけなんだよ。それに今は時代が変わって、有名な批評家とか新聞や雑誌だけがレビューを書いてるわけじゃなくて、自分の家に住んでるような人がブログにレビューを書き込んでる時代なわけで、しかも、そのレビューが仕事でやっている人達が書いたものと同じようなレベルで読まれているわけだからね。だから音楽に限らずクリエイティヴな作品というものが、どのように受け取られ、人々がそれを知るのかという今の環境自体が随分と違っているということだと思うんだ。それに僕らのバンドは、そういうことができる面白い位置にいると思うしね。もしもっと若いバンドでこれがファースト・アルバムだったりしたら、こういうやり方で発売するのは無理があると思うし。僕らには幸いそれを実験してどうなるか見てみるちょうどいいチャンスが巡ってきたと思ったんだ」。先日、ロンドンの“Hammersmith Apollo”で行われたライヴには、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとロニー・ウッドも見に来ていたそうです。この日、ラカンターズはRolling StonesがカバーしたWillie Dixonの“Little Red Rooster”の一部を演奏したそうです。

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