UKのウィル・スミスまたはエディ・マーフィーの異名をとる彼は既に本国イギリスではコメディアンとして、その地位を確立しており、MTV等を初めとするレギュラー番組を抱える超売れっ子である。2000年6月5日にリリースされた彼のデビュー・シングル"Mama-Who Da Man?" は、UKチャートを最高位3位まで駆け登り、続くセカンド・シングル"1，2，3，4 Get With The Wicked"も好調な動きを見せている。ロンドン南部に生まれ育った彼がもっとも影響を受けた人物。それは彼の叔父であった。彼の叔父Junior Giscombeが"Mama Used To Say"を世界的にヒットさせた時、リチャードは7才だった。彼が後に、この叔父のヒット曲をサンプリングして"Mama-Who Da Man?"をヒットさせることになろうとは、誰が想像し得たであろうか。「僕の叔父さんが人生を変えてくれた。」と彼は言う。「スタジオに連れていってくれて、ミキシングやサンプリングについて教えてくれたり、プロモ用のレコード盤をくれたりしたものだよ。叔父に色々なことを教わって、物事をカテゴライズすることの無意味さを知ったんだ。自分がなりたいものになることが一番だとね。」