マッチボックス・トゥエンティーの牽引力として、ロブ・トーマスは現代の音楽シーンにおいて、最も注目すべきヴォーカリストとして、また才能有るソングライターとして広く知られている。 1996年にデビューして以来、マッチボックス・トゥエンティーは、最近のロック・バンドの中で最も尊敬を集め、継続的に成功しつづけているバンドとして成長を遂げ、世界中で2,500万枚以上のアルバムを売り上げるほどになった。

マッチボックス・トゥエンティーのメイン・ソングライターとして、ロブ・トーマスはナンバー・ワン・ヒットを立て続けに飛ばし続け、その中には"PUSH" 、"3AM"、 "If You're Gone"、 "Bent"、 "Real World"、 "Back 2 Good" 、"Mad Season"、 "Disease"、 "Unwell"、 "Bright Lights" といった曲が含まれる。マッチボックス・トゥエンティーは、他のどの歴代バンドより多くのナンバー１ヒットを、National Modern ACラジオ・チャート、そしてAdult Top 40 チャート両方に送り出したバンドとしての評判も獲得しました。

ロブの特別なソングライターとしての評判が大きくなるにつれ、他の選りすぐりのアーティストとのコラボレーションへ次々と招かれるようになった。その中でも最も注目に値するのは、サンタナとのコラボレーションによる大ヒットシングル"Smooth"で、曲を共作し、ヴォーカルを務めたロブ・トーマスに３つものグラミー賞をもたらした。また彼は、ウィリー・ネルソンやマーク・アンソニー、ミック・ジャガー、バーニー・トーピンなどとも仕事を行なっている。 彼が参加したプロジェクトを一つにまとめると、彼は実に、7.500万枚ものアルバムの売上に貢献した事になる。また彼は、「ソングライター・オブ・ジ・イヤー」と「ソング・オブ・ジ・イヤー」の両方を含む１３ものBMIアウォーズを授賞しており、ビルボード誌のソングライター・オブ・ジ・イヤーを2年連続授賞している。

2004年6月に、「ソングライターの殿堂」はロブ・トーマスに第一回「スターライト・アウォード」、この賞は既にキャリアの早い段階で長く語り継がれるような仕事を成し遂げたソングライターを称える為に設立された。ロブの作曲の才能はまた、「アメリカン・ソングライター」誌（ソングライター・オブ・ジ・イヤーに選出された）や「パフォーミング・ソングライター」誌の巻頭特集で広く認識されるようになった。

数多の栄誉のなかでも特筆に価するのが、2001年に「サウス・キャロライナ・ミュージック・アンド・エンターテイメント・ホール・オブ・フェイム」の殿堂入りを果たしたことである。レイク・シティや、ターベヴィル、コロンビアといったサウス・キャロライナの街で育ったロブ・トーマスは、最年少の殿堂メンバーとなり、殿堂入りを果たす事によって、彼はジェームス・ブラウン、ミニ－・パール、そしてディジー・ギレスピーといったサウス・キャロライナの伝説的存在と肩を並べることとなった。2005年の4月に彼のソロ・デビュー・アルバム"サムシング・トゥ・ビー"のリリースをもって、ロブは目を見張らんばかりの音楽旅行の新たな一章を切り開くであろう。