1996年、全世界を一丸となって踊らせたカメルーン出身のアーティストWesの『Alane』。
あれから24年、これまで「Prayer In C」、「Waves」、「Sugar」などの楽曲のリメイクを手掛けてきたドイツ出身のDJ / プロデューサーであるロビン・シュルツが同曲を新バージョンでリメイク！6月19日にリリースとなりました。

今回の「Alane」には特別な繋がりを感じると言う彼は、次のように述べています。「『Alane』は、ずっと僕のお気に入りの曲の一つだったよ。この曲ほど時代を超越した楽曲はないと思う。聴くと気分が良くなるし、歌詞も本当にユニークだよ…僕なりのリメイク版を夏に間に合うようにリリースして、人々に聴かせてあげたいと思ったよ」

原曲をとても気に入っていた彼は制作においても、その気持ちを崩しませんでした。「曲を新たに解釈し再び聴き手に提示したかったが、同時に原曲を十分に尊重し、原曲が持つ意味と意図から、あまり離れないようにしたいと思った。 だからこそ、Wes本人に最初から最後まで再度レコーディングをしてもらいつつ、この素晴らしい曲に新たな彩りを添えることが、僕にとってはとても大事だったよ」と語りました。

パリで直接Wesに出会うことができたロビンは、「Wesは一緒に笑って、音楽やプロジェクトについて話すことができて、とても楽しかったよ」とコメント。Wesもロビンに対し「ロビン・シュルツは地球最高のDJ兼プロデューサーの一人さ。ロビン・シュルツと彼のチームは、『Alane』を昇華する方法を完璧に分かっていて、目新しい旋律と素晴らしいハーモニーを加えることで、僕を嬉し泣きさせるほど美しい、同曲の新しいバージョンを仕上げてくれたよ。」
「タイトルの『Alane』はバントゥー・カナ語で「ラブソング」という意味だよ。これはアフリカのバントゥー語群でも最も古い言語の一つで、この言語が人類に喜びと幸せを与えたということに、僕は感動していて、とても幸せさ。歌詞がどの言語であれ、音楽は国境を越えた心の言語なのだろう、」とWesは語りました。