Ry Cooderライ・クーダー
Discography
I,FLATHEAD / アイ・フラットヘッド
I,FLATHEAD / アイ・フラットヘッド
2008.07.23 発売¥2,807(税込)/WPCR-12997
カリフォルニア3部作の最終章が遂に登場!
第一作「チャヴェス・ラヴィーン」、第2作「マイ・ネーム・イズ・バディ」に続く、最新作
第一作「チャヴェス・ラヴィーン」、第2作「マイ・ネーム・イズ・バディ」に続く、最新作
ライ・クーダーは、『I, Flathead』は「カリフォルニア3部作」を締めくくるアルバムであり、95ページにも及ぶライ・クーダーの中編小説の主人公である架空のミュージシャン、Kash Bukと彼のバンド、The Klownsの作品が収められている。
(※カリフォルニア3部作:2005年の「Chavez Ravine」、2007年の「My Name Is Buddy」、そして今作「I, Flathead」)
アルバムと中編小説は2008年6月24日に、Nonesuch/Perro Verdeより同時発売される。(日本盤は7/25発売、中編小説は輸入のみの扱い)
この中編小説は、Kash Bukと彼の友人であるエイリアンのShakeyと、彼らを取り巻く友人や恋人、敵対する人間を巡る物語であり、砂漠や塩類平原(ソールトフラット)でのレース、ネイティヴ・アメリカン、いかがわしいダンスホールや、遊園地、そして不吉な企みが渦巻いていた、かつてのカリフォルニアを舞台としている。
アルバムは、ハードボイルドなソールトフラット・レーサーであり、ナイトクラブのミュージシャンであるKashによる14曲を収録している。物語と音楽の両方でライ・クーダーは、"変人が普通の人"である世界を、カントリー・ウェスタンや、有名メカニック専門誌、そしてSF映画を題材にしながら描き出してる。
場所と記憶の喪失を見詰めた「Chavez Ravine」、そして協調や連帯感の喪失を掘り下げた「My Name Is Buddy」に続く作品となる「I, Flathead」は、若き戦後世代の、DIYカルチャーに染まり、余った軍備品のパーツにフラットヘッド・エンジンを用いたレーシング・カーに取り付かれたアウトサイダーたちに起きた変化や分裂を反映した作品である。
Kash Bukの言葉を借りれば、「大変なときもあれば、いいときもあるさ。動物の好きなヤツには犬の話もあるし、どのアルバムにも1つは入ってなきゃならない種族間の禁断の恋物語もある。ドラッグ・レーサー、ディック・ニクソンの亡霊も出てくるが、政治的なクセにお高く止まってやがって、いつもイライラしているような連中には、特別に赤狩りをボーナスとしてご用意しているぜ。サーカスの話を入れるのは重要なことだった。サーカスを"人生を映す鏡"と捉えているヤツは多いからな。しかもだ、ホンキー・トンクな心を打つバラードが幾つかなきゃ、アルバムをレコーディングしたから言えないからよ、バラードも幾つかいれてやったさ」さらに彼はこう続ける。「それから、オイラは昔のスティール・ギターの伝説的ミュージシャンにも、ケーイを特別に払いてぇと思ってさ。だから、その中の数人と知り合えたのは、マジで有難かった。不屈の、決して語られることのない兄弟愛ってヤツだ。それにさ、オイラがヤツらのことを覚えてるんだったら、きっとオイラのことを覚えているヤツもいて、いつかさ、ジュークボックスに1セントコインを投げ込んでオイラにグラスを捧げてくれるだろうよ」
ライ・クーダーはアルバムをプロデュースし、全曲を作曲、もしくは共作している。彼はヴォーカル、マンドリン、ギターそしてベースをMariachi Los Camperosとともに担当。他には、ドラムスにJoachim CooderとJim Keltner、ベースにRene Camacho、トロンボーンにFrancisco Torres、トランペットにRon BlakeとJon Hassell、さらにはベース・サックスにAnthony GiI、アコーディオンにFlaco Jimenez、テナー・サックスにGil Bernal、キーボードにJared Smith、エレクトリック・ピアノとドラムスにMartin Pradler、そしてヴォーカルにJuliette Commagereが参加している。
(※カリフォルニア3部作:2005年の「Chavez Ravine」、2007年の「My Name Is Buddy」、そして今作「I, Flathead」)
アルバムと中編小説は2008年6月24日に、Nonesuch/Perro Verdeより同時発売される。(日本盤は7/25発売、中編小説は輸入のみの扱い)
この中編小説は、Kash Bukと彼の友人であるエイリアンのShakeyと、彼らを取り巻く友人や恋人、敵対する人間を巡る物語であり、砂漠や塩類平原(ソールトフラット)でのレース、ネイティヴ・アメリカン、いかがわしいダンスホールや、遊園地、そして不吉な企みが渦巻いていた、かつてのカリフォルニアを舞台としている。
アルバムは、ハードボイルドなソールトフラット・レーサーであり、ナイトクラブのミュージシャンであるKashによる14曲を収録している。物語と音楽の両方でライ・クーダーは、"変人が普通の人"である世界を、カントリー・ウェスタンや、有名メカニック専門誌、そしてSF映画を題材にしながら描き出してる。
場所と記憶の喪失を見詰めた「Chavez Ravine」、そして協調や連帯感の喪失を掘り下げた「My Name Is Buddy」に続く作品となる「I, Flathead」は、若き戦後世代の、DIYカルチャーに染まり、余った軍備品のパーツにフラットヘッド・エンジンを用いたレーシング・カーに取り付かれたアウトサイダーたちに起きた変化や分裂を反映した作品である。
Kash Bukの言葉を借りれば、「大変なときもあれば、いいときもあるさ。動物の好きなヤツには犬の話もあるし、どのアルバムにも1つは入ってなきゃならない種族間の禁断の恋物語もある。ドラッグ・レーサー、ディック・ニクソンの亡霊も出てくるが、政治的なクセにお高く止まってやがって、いつもイライラしているような連中には、特別に赤狩りをボーナスとしてご用意しているぜ。サーカスの話を入れるのは重要なことだった。サーカスを"人生を映す鏡"と捉えているヤツは多いからな。しかもだ、ホンキー・トンクな心を打つバラードが幾つかなきゃ、アルバムをレコーディングしたから言えないからよ、バラードも幾つかいれてやったさ」さらに彼はこう続ける。「それから、オイラは昔のスティール・ギターの伝説的ミュージシャンにも、ケーイを特別に払いてぇと思ってさ。だから、その中の数人と知り合えたのは、マジで有難かった。不屈の、決して語られることのない兄弟愛ってヤツだ。それにさ、オイラがヤツらのことを覚えてるんだったら、きっとオイラのことを覚えているヤツもいて、いつかさ、ジュークボックスに1セントコインを投げ込んでオイラにグラスを捧げてくれるだろうよ」
ライ・クーダーはアルバムをプロデュースし、全曲を作曲、もしくは共作している。彼はヴォーカル、マンドリン、ギターそしてベースをMariachi Los Camperosとともに担当。他には、ドラムスにJoachim CooderとJim Keltner、ベースにRene Camacho、トロンボーンにFrancisco Torres、トランペットにRon BlakeとJon Hassell、さらにはベース・サックスにAnthony GiI、アコーディオンにFlaco Jimenez、テナー・サックスにGil Bernal、キーボードにJared Smith、エレクトリック・ピアノとドラムスにMartin Pradler、そしてヴォーカルにJuliette Commagereが参加している。
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M-12 FLATHEAD ONE MORE TIME / フラットヘッド・ワン・モア・タイム
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