Ry Cooderライ・クーダー
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カリフォルニア第三作の最終章、『アイ・フラットヘッド』が遂に登場!
2008.7.23
国内盤が7/23発売となる『アイ・フラットヘッド』は「カリフォルニア3部作」を締めくくるアルバムであり、95ページにも及ぶライ・クーダーの中編小説の主人公である架空のミュージシャン、Kash Bukと彼のバンド、The Klownsの作品が収められている。場所と記憶の喪失を見詰めた「チャヴェス・ラヴィーン」、そして協調や連帯感の喪失を掘り下げた「マイ・ネーム・イズ・バディ」に続く作品となる「アイ・フラットヘッド」は、若き戦後世代の、DIYカルチャーに染まり、余った軍備品のパーツにフラットヘッド・エンジンを用いたレーシング・カーに取り付かれたアウトサイダーたちに起きた変化や分裂を反映した作品である。ライ・クーダーはアルバムをプロデュースし、全曲を作曲、もしくは共作している。