これこそがイベントと呼ぶべきものです！「1時間で聴くバッハ」という愉快なタイトルのもと、スター・クラリネット奏者のザビーネ・マイヤーは、トリオ・ディ・クラローネの他のメンバー（彼女の兄であるヴォルフガング・マイヤーと夫のライナー・ヴェーレ）とミヒャエル・リースラーに囲まれながら、バッハとその無限の対位法の達人が何世代もの音楽家に及ぼしてきた永続的な魅力を探求。バッハの作品に基づくモーツァルトの三重奏のための前奏曲とフーガ、魅惑的な二重奏のカール・フィリップ・エマヌエル、クララ・シューマンのフーガなどが収録...そしてもちろん、ハリソン・バートウィッスルやヘルムート・ラッヘンマンなどの一流の現代作曲家によって編曲されたバッハ自身の作品も含まれている。ジャズのバックグラウンドを持つミヒャエル・リースラーは熟練した作曲家でもある。彼の機知に富んだ作品は、この戸惑わせる刺激的なアルバム全体に共通するテーマとなっている。1999年録音

全69トラック　約5時間27分収録　 モーツァルト：クラリネット協奏曲（フォンク指揮）、「魔笛」ーなんと美しい絵姿、ロッシーニ：「セビリアの理髪師」ー今の歌声は、ウェーバー：「ジルヴァーナ」の主題による変奏曲、「魔弾の射手」ー清き歌よ、静かに静かに！（以上ウェルザー＝メスト指揮）、シューマン：おとぎ話（ｗヘル、タベア・ツィンマーマン）他

登場して間もなく頭角を現し、現在においても高く評価されるクラリネット奏者、ザビーネ・マイヤー。ドイツ系の室内楽や協奏曲で、ラルス・フォークト、ルドルフ・ブルビンダー、ヘルベルト・ブロムシュテット、フランツ・ウェルザー=メスト達との共演集、1983-2002年録音。 70トラック／約6時間収録