フランスの美しき歌姫、ソプラノのサビーヌ・ドゥヴィエルは、今秋、英国のロイヤル・オペラハウス・デビューをモーツァルト「魔笛」の夜の女王役で果たし、大絶賛されたばかり。美しく響き渡る超絶コロラトゥーラと独特のピアニッシモの表現でオペラ・ファンを魅了。



そんな旬のディーヴァの最新録音「ミラージュ（蜃気楼）」は、ドリーブやドゥラージュ、メサジェにドビュッシーにストラヴィンスキーが夢に描いた東洋世界を歌ったもの。メサジェのオペラ「お菊さん」では、日本が描かれている。
そもそもは、ドリーブの「ラクメ」を録音したいという想いから始まったという企画だったそう。「現実の世界から遠く離れ」、異国の夢を映し出す蜃気楼に身を任せてというメッセージとともに、うっとりするような美声で幻想の歌の世界を味わえるアルバムとなっている。

共演は、今、人気沸騰中の指揮者、フランソワ＝グザヴィエ・ロトとレ・シエクルの演奏に加え、スタイリッシュなピア二ズムで人気のアレクサンドル・タロー、そして同じく注目の若手メゾ・ソプラノのマリアンヌ・クレバッサも参加し、夢のような「ラクメ」の花の二重唱を聴かせる。


ドリーブ：「ラクメ」より鐘の歌　のビデオはこちら。
https://wmg.jp/artist/sabinedevieilhe/mv.html