Simon Dupree&The Big Soundサイモン・デュプリー&ザ・ビッグ・サウンド

Profile

サイモン・デュプイリーことレイ・シャーマンとその兄弟フィル、デレクを中心に結成されたグループ。サックスやオルガンを配した本格的なソウル/R&Bサウンドで注目を集め、パーロフォンとの契約を獲得。1966年にレコード・デビューするも、なかなかヒットに恵まれなかったが、67年にレコード会社の意向を受けてレコーディングしたエキゾチックなサイケ・ポップ・ナンバー「カイツ」は英チャート最高位9位のヒットを記録し、バンドはようやくブレイクを果たす。アビー・ロード・スタジオに「たまたまあった」メロトロンを効果的に使用したとされる同曲のあと、数枚のシングル(68年にモールズの変名で発表した「ウィ・アー・ザ・モールズ」もまたサイケデリアの時代の名曲として名高い)を残しビッグ・サウンドは解散。その後、デュプリー兄弟はグループのドラマーだったマーティン・スミスらとジェントル・ジャイアントを結成する。

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