私の喉の状態が良くない事で、今回のサマーソニックとその後2週間のライヴをキャンセルせざるをえなかった事を本当に残念に思っています。まず、皆さんに心から申し訳ない気持ちでいっぱいで、私達を赦してくださいと言いたいです。ショウをキャンセルする事はとても嫌で、軽い気持ちで下した決断ではありません。ファンの皆さんの存在は我々にとって世界で一番大切です。ですから、そんな皆さんをガッカリさせる事は本当にしたくないと思っています。

ちゃんと状況を伝えたいので、これまでの経緯をお話します。

SPは、8月7日に韓国で行われたペンタポート・フェスティバルに出演しました。オーディエンスは最高でした。そのライヴの途中に私は喉の調子がおかしい事に気付きました。なんとか歌えているという状態でした。音程をキープして、ピッチをコントロールするのが非常に困難だった為、声帯を痛めたなと思いました。普段なら簡単に歌えるパートも苦労していて、ライヴが終わった時点で、かなり悪い状態だというのが自分でもわかりました。

そして翌朝、医者に行き診察を受けました。

まず韓国で視てもらった医師は、あまり英語を話さない人でしたが、喉頭鏡を使って診察してくれ、声帯が腫れていて、状態がよくないとの事でした。（原因は6月、7月の過密ライヴ・スケジュールだろうと）薬を処方され、数日後に別の医師に診察してもらうように言われました。バンドと相談し、1日も早い回復を願い、北京と上海で予定していた2公演をキャンセルする事にしました。

5日間、全く話さず、音も出さない生活をした後、北京で別の医師に診察してもらいました。良い病院で、診察してくださった女医さんも良い方でした。また喉頭鏡で視てもらい、韓国でやってもらった時の結果と比較しました。声帯は回復をみせており、引き続き、きちんと声帯を休めれば2週間後には元に戻るとの事でした。ただ、我々にはその2週間の間にも公演が予定されています。来年まで予定がいっぱいです。でも、今、声帯を休ませなければ、永久的に声帯を傷つける事になり、手術が必要になると言われました。

医師のアドバイスを守り、2週間、自宅に帰り、きちんと治療を受けながら、声帯を休めることにしました。ショウをキャンセルしなければいけないのは、本当に最悪です。私も2週間ずっと話をしない生活をするより、ライヴで皆と楽しみたいです。

これが経緯です。でも心配しないで下さい。声帯さえ休めれば、完治しますから。

ライヴを楽しみにしてくれていたファンの皆さん、本当にごめんなさい。必ず埋め合わせします！約束します！皆さんの理解、そして応援の気持ちに感謝します。また近いうちにツアーを再開し、世界中で暴れたいと思います！来年も！その先も！

皆さんのサポートありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします！
ゲット・ユア・ハート・オン！ ; )


ピエール
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