中西部のプロバスケットボール選手として期待され、地元でゴールドメダルを受賞するという興味深いバックグラウンドを持つアメリカ、ネブラスカ州オマハ出身、現在ロサンゼルスを拠点とするラッパー/シンガーのSK8。 
鮮やかで活気に満ちたバイブスとR&Bの歌声を煙たくしたような中毒性ある歌唱により20019年以来Atlantic Recordsからリリースされる一連の作品で、その誰にも抑えきれないエネルギーを発散している。 
 
彼のテーマである『人生は短い、だから今日が最後かもしれないと思って生きる』という精神は、ヒップホップとパンクを融合させ新たな進化を遂げたサウンドを生み出している。 
 
ボブ・マーリーが大好きなレバノン人の父親のもとに生まれ、毎週のようにギリシャ正教会で礼拝を行い、ポップスとクラシック・レゲエを聴き、バスケットボールをする日々。そして音楽に夢中になり、50セント、リル・ウェイン、ネリーなどの音楽に触れて育った彼だが、2011年にウィズ・カリファのWaken Bakenツアーに参加したことが転機となった。 
 
「ウィズ・カリファという俺の中のアイドル像を目の当たりにして、自分がやりたかった事はこれだって思ったんだ」と彼は振り返る。 
自らの人生を変えようと、母親が幼い頃につけたニックネーム "SK8 "名義でレコーディングしたものをYouTubeに公開し始めた。バスケットボールの練習の合間には部屋にこもり、シャープでねちっこく、そしてソウルフルな現在の歌唱スタイルを確立。彼は、地元ネブラスカ州のヘイスティングス大学で1年間、大学のボールをプレーする傍らで地元で満員のショーを行っていた。そして、徐々にと音楽が中心の生活へとなっていった。 
 
彼は、いくつかのミックステープをリリースし、ゴールド認定を受けたシングル「Like That」では、同郷のJack & Jackと協力し、熱狂的なファンを築き上げていった。その過程で、Lil Wayne、2 Chainz、Rae Sremmurdなど様々なアーティストのオープニングを務め、自身がヘッドライナーと務めるSkateradeツアーを成功させた後、2015年にロサンゼルスに拠点を移した。  
 
ソロ作品で何百万ものストリームを集め、インディ・アーティストにも関わらずカタログを構築。その過程で、ウィズ・カリファ率いるグループ、テイラー・ギャングのラッパーであるシェビー・ウッズとクリエイティブな関係を築き、定期的にコラボレーションを行い、プロデューサーのリッキーPを含む他のクルーと出会ったことがきっかけで、テイラー・ギャングとマネージメント契約、Atlantic Recordsと契約へと繋がった。