Smashing Pumpkinsスマッシング・パンプキンズ

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復活!スマッシング・パンプキンズ!!あまりの緊張感に逃げ出すプロデューサー!レコーディング秘話

2007.6.25

ビリー・コーガンとジミー・チェンバレンとたった二人での再始動となった、スマッシング・パンプキンズ。クレジットを見ると、ジミー・チェンバレン:drums、ビリー・コーガン:all the rest(残りすべて)と記されており、そのたった二人のレコーディングには、ふたりのプロデューサーが参加したようです。
「クイーン、カーズ、フォーリーで有名なロイ・トーマス・ベイカーと、パンテラ、ロブ・ゾンビ始め無数のメタルを手がけるテリー・デイトと仕事したんだ」と、コーガンは言う。「ロイについては、昔も、名前が上がったりしたことがあったんだけど、どうも合わないじゃないかと思って、今までは実現しなかった。それに、どういうわけかいつも彼は頭がおかしいっていう変な噂があったりしたんだ。でも、レコーディング場所の(アリゾナ州)スコッツデールに来てもらって、素晴らしかったから、結局一緒に仕事することになった。抜群のタイミングだったと思う。それで、実はもうひとり有名なロック・プロデューサーと仕事しようとしたんだけど、彼は完璧に破滅してしまって、この緊迫した世界に48時間も耐えられなかったんだ。それで、テリーに連絡して、助けてもらうことになったんだ。ただ、皮肉なことに、ロイとテリーが関わったけど、結果的には、ほとんどは僕とジミーが、双生児的な心理でアルバムのほぼすべてをプロデュースしたと言っていいと思う」。ロイが頭がおかしいっていう噂に関しては、いい意味で肝がすわっているというか、どんな状況にも動じず威嚇されないっていう意味だったようです。ビリーがロイに、「ピアノをビルから落としてみるっていうのはどうかな?みたいなことを言ったりしても、『ああ、やったことあるよ。一度ね。悲しいことにそんなにいい音しないんだよ』って言うんだ。それがロイなんだ。ちょっとやそっとでは驚かないような人なんだよね」。ある意味、狂気的な長い道のりとなった今回のレコーディングには、これくらいの人がぴったりだったのでしょう。
それにしても、この48時間ともたなかった某有名プロデューサーとは一体誰だったのでしょうか???
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