いよいよスマパンの7年ぶりの大復活アルバム『ツァイトガイスト』の発売まで1週間となりました。ビリーとジミーのたった二人の演奏、しかも全て生音でこの新作を作り上げたことは何度もお知らせしましたが、5/22 のフランス・ライヴを皮切りに行われているライヴ・バンド・メンバーはどのように選ばれたのでしょうか？ビリー・コーガンがアルバムのオーヴァー・ダビングをしている時に、ジミーが何度も何度もオーディションを繰り返したようです。「僕らは、最高のバンドを作れたと思う。僕らと同じ音楽的な価値観を持つミュージシャンを見付けるのはかなり大変だった。僕が惹かれたのは才能よりも精神のほうだったんだ。だから、この人だという二人に出会った時に、すぐわかった」その二人とは、既報の通り、ジンジャー・レイエス（b）、ジェフ・シュローダー（g）。正直、無名な二人でしたが、その選択の正しさはこれからの歴史が証明してくれることでしょう。

現在、新生スマパンは、ノースキャロライナ州アッシュヴィルにある、Orange P eel というライヴ・ハウスにて何と9DAYS 公演中（6/23・24・26・27・29・30 7/2・3・5）！スマパンがこのような形で同じ会場でライヴを行うのは、1994 年、地元シカゴのthe Double Door 公演の4DAYS 公演以来だそうです。そして、7/7にはご存知「LIVE EARTH」のアメリカ会場（ジャイアンツ・スタジアム）に出演。その後は伝説のライヴ・ハウス、ザ・フィルモア（サンフランシスコ）にて、今度はなんと11DAYS 公演です（7/15・16・18・22・24・25・27・28・30・31 8/1）！ビリーは、「本当に楽しいんだ。正直、13 年間演奏してないような曲もあってね。僕はそれについてはウソが付けないタイプの人間だから、演奏するのが嫌いな曲は、すぐにわかる。僕は今この音楽を演奏できることをすごく嬉しく思ってる。」早く日本でも、ライヴを見てみたいものです！