いよいよスマパン7 年ぶりの大復活です。地球温暖化防止を訴え、7/7 に世界全7大陸で開催された「LIVE EARTH」のアメリカ、NY ジャイアンツ・スタジアム公演に出演したスマッシング・パンプキンズ。太陽の下、アメリカの象徴である自由の女神が沈んでいくという衝撃的なジャケットを手掛けたカリスマ・デザイナーのシェパード・フェイリー（「OBEY GIANT」で有名）は、アメリカと地球温暖化を強く憂いています。
「地球温暖化というのは、現在最も注目すべき、また即対処すべき問題であり、また、アメリカの近視眼的な症状を象徴する問題だと思う。アメリカのアイコンとして崇拝されている自由の女神のイラストは、大きな意味で、アメリカという国を創り上げたいくつもの概念の終焉を象徴している。市民の自由、言論の自由、プライバシーなどなど、9月11日以降減少し続けてい
る。ジャケットに描かれた太陽は、昇っていくところともとれるし、沈んでいくところともとれる。その曖昧さが、物事はまだよい方向に変わる可能性もあるという希望を示している。」
そのフェイリーにジャケットを頼んだビリーは「偉大なアーティストが常にそうであるように、シェパードは、すごく複雑なテーマをすごくシンプルにまとめてくれたと思う。」
この象徴的なジャケットに赤が使われていることによって、強さがより強調されていますが、これは何かの警告なのかもしれません。実は、アメリカでは、通常版のCD に加え、今やかなりのセールスを記録すると言われる一般量販店チェーンの「ベスト・バイ」や「ターゲット」だけで販売されるCD があり、それぞれ通常版とは違うボーナス・トラックが収録されているのですが、なんとジャケットの色も各チェーンごとにそれぞれ違うということです。日本では手に入りませんが、一体何色なんでしょう!？そういえば、日本のiTunes でダウンロード販売されるヴァージョンには、CD には収録されない、iTunes のみのエクスルーシヴ・ボーナス・トラック「Stellar」が付いてきますが、同時にプレゼントされる「デジタル・ブックレット」のジャケットの色はなんとブルーの太陽＆自由の女神ヴァージョンです!これもクールでカッコイイ!