Solomonソロモン

Discography

The Master Pianist (ICON) / ザ・マスター・ピアニスト(ICON)【輸入盤】

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The Master Pianist (ICON) / ザ・マスター・ピアニスト(ICON)【輸入盤】

  • ALBUM
  • CD
  • 輸入盤

2008.03.21 発売99920.61022

往年の名ピアニスト、ソロモン(1902-1988)は、本名はソロモン・カットナー。10歳でデビューした際に成功を収め、「神童ソロモン」と称えられたことから、そのままソロモンの名で活動しました。ソロモンは子供時代にすでにイギリスで名声を確立していましたが、演奏活動を一時中断してパリに渡り、マルセル・デュプレとラザール・レヴィに師事して研鑽を積み、その後、改めて大人のソロモンとしての演奏活動を再開。
1929年にはレコーディングも開始し、海外公演も増やすなどして名声を高め、特にベートーヴェン弾きとしての評価を国際的に得るようになります。日本でも吉田秀和氏が「最高のベートーヴェン弾き」と称賛して人気が出るようになりますが、EMIへのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集シリーズを録音中の1956年、脳梗塞により演奏に支障が出るようになったため引退、全集も残念ながら未完に終わってしまいました。
このセットでは、ソロモンのEMI録音から代表的なものが選ばれています。ピアノ協奏曲はベートーヴェン、ブラームス、グリーグ、シューマン、チャイコフスキー、スクリャービン、ブリス、モーツァルトの9曲、得意のベートーヴェンのピアノ・ソナタは7曲、モーツァルトのソナタは2曲といった具合にさまざまな作品でのソロモンの端正なピアニズムを楽しむことができます。
【収録予定曲】
《Disc1》
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』 (1955年録音)
   フィルハーモニア管弦楽団、メンゲス(指揮)

● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(1956年録音)
   フィルハーモニア管弦楽団、メンゲス(指揮)

《Disc2》
● グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16(1956年録音)
   フィルハーモニア管弦楽団、メンゲス(指揮)

● シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54(1956年録音)
   フィルハーモニア管弦楽団、メンゲス(指揮)

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90(1956年録音)

《Disc3》
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』(1951年録音)
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』(1952年録音)
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』(1952年録音)
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』(1952年録音)

《Disc4》
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』(1954年録音)
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』(1952年録音)

《Disc5》
● ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83(1947年録音)
   フィルハーモニア管弦楽団、ドブロウェン(指揮)

● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23(1949年録音)
   フィルハーモニア管弦楽団、ドブロウェン(指揮)

《Disc6》
● スカルラッティ:ソナタ ヘ長調 L.384(1948年録音)
● バッハ/ブゾーニ編:目覚めよと呼ぶ声あり(1948年録音)
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331(1952年録音)
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576(1955年録音)
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491(1955年録音)
   フィルハーモニア管弦楽団、ハーバート・メンゲス(指揮)

《Disc7》
● リスト:ハンガリー幻想曲
   フィルハーモニア管弦楽団、ジュスキント(指揮)(1948年録音)

● スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20(1949年録音)
   フィルハーモニア管弦楽団、ドブロウェン(指揮)

● ブリス:ピアノ協奏曲変ロ長調(1943年録音)
   リヴァプール・フィル、ボールト(指揮)

【演奏】
ソロモン(ピアノ)

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