Stereophonicsステレオフォニックス
Discography
Scream Above The Sounds / スクリーム・アバヴ・ザ・サウンズ
Scream Above The Sounds / スクリーム・アバヴ・ザ・サウンズ
2017.11.03 発売¥2,420(税込)/WPCR-17917
UKが生んだ奇跡のバンド、ステレオフォニックス…。
21年目を迎えた彼らの最新アルバム!
過去にこだわらずに、ひたすら前へと向かう彼らのスタンスは、デビューから21年を経ても全く変わらないようだ。
リチャード「僕らはいつだって前進しようとしてきたんだ。僕らが出来る新しいことを見つけるために」と語ってるように、彼らの10枚目となるスタジオ・アルバム『スクリーム・アバヴ・ザ・サウンズ』そのものを以て体現しているともいえる。
このアルバムを制作するにあたり、Vo.のケリーは、“街中に蔓延っている不安な感情に我々が立ち向かえるような、ビッグなアンセム・ソング”を書きたかったという。
M-1 Caught By The Wind / コート・バイ・ザ・ウィンド
J SPORTS イングランド プレミアリーグ 17/18シーズン後半戦 エンディング・テーマ
M-2 Taken A Tumble / テイクン・ア・タンブル
M-3 What's All The Fuss About? / ワッツ・オール・ザ・ファス・アバウト?
M-4 Geronimo / ジェロニモ
M-5 All In One Night / オール・イン・ワン・ナイト
M-6 Chances Are / チャンセズ・アー
M-7 Before Anyone Knew Our Name / ビフォア・エニワン・ニュー・アワ・ネーム
M-8 Would You Believe? / ウッド・ユー・ビリーヴ?
M-9 Cryin' In Your Beer / クライン・イン・ユア・ビア
M-10 Boy On A Bike / ボーイ・オン・ア・バイク
M-11 Elevators / エレベーターズ
M-12 Never Going Down(Live at RAK Studios) / ネヴァー・ゴーイング・ダウン(ライヴ・アット・RAKスタジオ)
M-13 Drive A Thousand Miles(Graffiti Sessions) / ドライヴ・ア・サウザンド・マイルズ(グラフィティ・セッションズ)
M-14 Breaking Dawn(Written for Twilight) / ブレイキング・ドーン(リトゥン・フォー・トワイライト)
M-15 All In One Night(Unplugged) / オール・イン・ワン・ナイト(アンプラグド)
M-16 Caught By The Wind(Unplugged) / コート・バイ・ザ・ウィンド(アンプラグド)
「オール・イン・ワン・ナイト」が完全なるフィクションである一方、「ビフォア・エニワン・ニュー・アワ・ネーム」は、バンドのオリジナル・メンバーであったスチュアート・ケーブル(drum)を亡くしたことを歌った、もの悲しいピアノ・バラード。ケリーはこの楽曲を書くにあたり、大きく苦悩したであろうことは今さら驚くべきことでもないであろう。
「この歌を聴いてると、やっぱりスチュアートと過ごした日々を思い出すよ。僕らがバンドを始めた時のこととか、彼とやったすべてのこと、要するにバンドのヒストリーのことだよね。(リチャード)」。
勿論、『スクリーム・アバヴ・ザ・サウンズ』は、前述の「ワード・ゲット・アラウンド」時代を反映させているものではないが、「ビフォア・エニワン・ニュー・アワ・ネーム」や、「オン・ア・バイク」などでは、≪振り返ること≫が、≪前進すること≫にとって一番の方法だ、ということをほのめかしていたりもする。
「オン・ア・バイク」についてはケリーはこう語っている。
「僕は小さな街に生まれ育って、そこは真っ白な雪のブランケットの上を自転車で走る、みたいなとってもフリーダムな環境だったんだ。この曲はまさにそんな感じで、なにかぴりぴり張りつめているときとかに自分を落ち着かせるときに思い出す、その景色なんだ」
勝手知ったるプロデューサーのJim Lowe(ジム・ロウ)を迎えバンドの本拠地であるウェスト・ロンドンにて主にレコーディングがなされ、ブリュッセルにあるICP Studiosにて行われたキープ・ザ・ヴィレッジ・アライヴの際のセッションなどを加えて完成されたこのアルバムは、まさに彼らのポジティビティで満ち溢れている。