モントリオール出身のスティルズが、6月21日にセカンド・アルバム「ウィズアウト・フェザーズ」を発表します。
この作品は、いろんな意味で新しい！
まず、ファーストの頃の、ジョイ・ディヴィジョンやエコバニなどに通じる'80sニューウェイヴの香り漂うメランコリックな雰囲気は影を潜め、新作のサウンドは、温かく、幸福感さえ感じられるロックへと幅を広げています。このサウンド的な変化は、スティルズやインターポールが頭角を現して以来、シーンに溢れた'80sリバイバル・サウンドから距離を置きたかったという彼らの意識的な選択と、メンバーのこの数年の間の人間的成長が関係しているようです。
そして、前作までドラマーだったバンドのメイン・ソングライターであるデイヴが、ドラムスティックをマイクとギターに代えて、ほとんどの曲でリードヴォーカルを取っています。
“大体ファーストのレコーディングの時から、僕はドラマーじゃないし、出来ないって言ってたんだよ。上手いドラマーを見つけて、僕はギターを弾きながら歌いたいんだってね”
と本人談。
どうやら今まではなりゆきでドラマーをやらざるをえなかったのだとか。ジュリアンという新ドラマーが加入したことで、ドラムはどうするんだ！という問題は解決し、バンドはめでたく、ティムとデイヴのツインヴォーカルになったというわけです。
そんな新生スティルズのニュー・アルバムは6/21、ボーナス・トラック付で発売！！