SugLawd Familiar
Profile
沖縄を拠点にオリジナリティ溢れる独自のスタイルで活動する5人組HIPHOPクルー・SugLawd Familiar(サグラダファミリア)。 クルー名はスペイン・バルセロナにある世界遺産「サグラダファミリア(Sagrada Família)」からとって付けられており、未完の建造物=“自分たちも発展途上で常に進化し続ける”という意味も込めてつけられている。メンバーは、OHZKEY(オハジキ)、Oichi(オイチ)、Vanity.K(バニティー ケー)、 XF MENEW(エックスエフ メニュー)、caster mild(キャスターマイルド)から構成され、ラッパー/ビートメイカー/映像クリエイターなど多様なバ ックグラウンドを持つ個が集い、それぞれの役割を越境しながら活動を展開している。2020年に発表された代表曲「LONGINESS」は、Spotify Japanのバイラルチャートで1位を記録。現在、ストリーミング総再生数は2億回を超える再生数を記録し、ローカル発のアーティストとしては異例の広がりを見せた。耳に残るフックと骨太なトラック、そして各メンバーの等身大のリリックが共鳴し、SNSやYouTubeを通じて急速に話題となった。 彼らの強みは、セルフプロデュースによる総合的な表現力で、楽曲制作はもちろんのこと、ミュージックビデオやアートワークのディレクションまで自ら手がけ、クリエイティブのすべてを自分たちの手で生み出している。楽曲のクオリティと映像美が融合したアウトプットは、既存のインディペンデントHIPHOPシーンに一石を投じる存在感を放っている。また、ジャンルに縛られない音楽性も特徴のひとつで、HIPHOPを軸にしつつも、レゲエ、R&B、エレクトロ、チル、オルタナティブ、ワールドミュージックなど多彩なサウンドを取り入れ、今の時代感とリンクしたハイブリッドなスタイルを構築。 リリックには、沖縄という土地に根差したアイデンティティや、社会やシーンに対するリアルなまなざしが刻まれている。「FAMILIAR=身近な存在」を意味するグループ名の通り、リスナーに寄り添いながらも、シーンに新たな視点を提示するSugLawd Familiar。ローカルからグローバルを見据え、彼らがこれからどのように音楽を通じて進化していくのか。その動向から目が離せない。