Sumi Joスミ・ジョー

Discography

The Erato Recitals / エラート・リサイタル録音集(10CD)【輸入盤】

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The Erato Recitals / エラート・リサイタル録音集(10CD)【輸入盤】

  • ALBUM
  • 輸入盤

2011.09.01 発売25646.66373

《韓国の世界的歌姫、スミ・ジョーによるエラート・リサイタル録音集》

【収録曲】
《CD1:ヴィルトゥオーゾ・アリア集》
・ロッシーニ:『セヴィリャの理髪師』~今の歌声は
・ベッリーニ:『夢遊病の女』~おお思いもよらないこの喜び
・ドリーブ:『ラクメ』~鐘の歌(若いインド娘はどこへ)
・ヴェルディ:『リゴレット』~慕わしい人の名は
・マイアベーア:『ディノラー』~影の歌
・ドニゼッティ:『ランメルモールのルチア』~狂乱の場
・R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』~偉大なる女王様
・バーンスタイン:『キャンディード』~着飾って、きらびやかに
・モーツァルト:『魔笛』~復讐の心は地獄のように
・ユン・ヨン=ハ: 麦畑
~ パオロ・オルミ(指揮) モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団

《CD2:モーツァルトを歌う》
モーツァルト:
・あらゆる種類の拷問が(『後宮からの逃走』より)
・愛の喜びは露と消え(『魔笛』K.620より)
・あなたに明かしたい、おお、神よ K.418
・いえ、いえ、あなたには無理なこと K.419
・ああ、情け深い星たちよ、もし空に K.538
・私が愛するならいつまでも変わるまい(『牧人の王』K.208より)
・あなたの心は今は私に K.217
・わからないわ、あの人の悩みは K.582
・とうとうその時がきた…恋人よ早くここへ(『フィガロの結婚』K.492より)
・若いあなた!(『劇場支配人』K.486より)
・私の感謝をお受けください、慈善の方々よ K.383
・やさしい春がもうほほ笑んで K.580
~ ケネス・モンゴメリー(指揮)イギリス室内管弦楽団

《CD3:ベル・カント》
・ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』~麗しい光が
・ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』~愛する仲間の方々に…なんと晴れやかに
・ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』~夏のそよ風に乗って
・ベッリーニ:歌劇『清教徒』~私は美しい乙女
・ベッリーニ:歌劇『カプレーティとモンテッキ』~私はこうして晴れの衣裳を…ああ、いくたびあなたのために
・ドニゼッティ:歌劇『シャモニーのリンダ』~私は心の光
・ロッシーニ:歌劇『タンクレディ』~死は恐ろしいものではない
・ベッリーニ:歌劇『清教徒』~あなたの優しい声が
・フェデリコ&ルイジ・リッチ:歌劇『クリスピーノと死神』~私はもう本売りのアンネッタではない
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』~ああ、そはかの人か…花から花へ
~ ジュリアーノ・カレッラ(指揮)イギリス室内管弦楽団

《CD4:約束~イタリア古典歌曲集》
・カロ・ミオ・ベン(愛しい人よ)(ジョルダーニ)
・歌劇『ジュリオ・サビーノ』~いとしい人から遠く離れて(サルティ)
・『6つのアリエッタ・ダ・カメラ』~マリンコニア、優しいニンファ(ベッリーニ)
・恋する蝶のように(D.スカルラッティ)
・『6つのロマンス・アルバム』~星に(ヴェルディ)
・歌劇『リナルド』~涙の流れるままに(ヘンデル)
・『6つのアリエッタ・ダ・カメラ』~私の偶像である美しい人よ(ベッリーニ)
・歌劇『パリーデとエレーナ』~おお、いとしい恋人よ(グルック)
・君のそばに(ローザ)
・もしフロリンドに真があれば(A.スカルラッティ)
・君なんかもう(トスティ)
・私の憧れの人のもとへ(チェスティ)
・『音楽の夕べ』~約束(ロッシーニ)
・みそさざい(ベネディクト)
・ああ、私の愛する人よ(ドナウディ)
・歌劇『ジュリアス・シーザー』~2つの瞳よ、御身らが慕わしい(ヘンデル)
・たぐいなく優美な面影(ドナウディ)
・静けさはほほ笑みに(モーツァルト)
・わが心の魂(カルダーラ)
・うつろな心(パイジェッロ)
~ ヴィンツェンツォ・スカレーラ(ピアノ)

《CD5:フランス・オペラのヒロインを歌う》
・グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』~アリエット:私は夢に生きたい
・グノー:歌劇『ファウスト』~アリア:なんと美しいこの姿
・トマ:歌劇『ミニョン』~ポロネーズ:私はティターニアよ
・マイアベーア:歌劇『北極星』~アリア:確かにあの朝だわ
・トマ:歌劇『ハムレット』~アリア:みなさんの仲間に入れて下さい
・シャルパンティエ:歌劇『ルイーズ』~アリア:あの人にすべてを捧げた日から
・グノー:歌劇『ミレイユ』~ワルツ:おお、身軽なつばめよ
・マイアベーア:歌劇『ユグノー教徒』~アリア:おお美しきトゥレーヌの国
・マスネ:歌劇『マノン』~ガヴォット:恋がやさしく呼び寄せるなら
・ビゼー:歌劇『真珠採り』~カヴァティーヌ:いつかのような暗い夜に
・オッフェンバック:歌劇『ロビンソン・クルーソー』~アリア:大好きなあの人のところに
~ ジュリアーノ・カレッラ(指揮)イギリス室内管弦楽団

《CD6:ヨハン・シュトラウスを歌う》
・『ウィーン気質』~ウィーン気質
・レモンの花咲くところ op.364
・『踊り子ファニー・エルスラー』~郊外のシーヴェリングで
・『こうもり』序曲
・『こうもり』~純情な田舎娘を演ずるときは
・『ヴェネツィアでの一夜』~海の幸
・ペストのチャールダーシュ op.23
・春の声 op.23
・ピツィカート・ポルカ
・ウィーンの森のひばり
・アンネン・ポルカ op.117
・ポルカ: クラプフェンの森で
・一生でただ一度(ワルツ: 愛の歌 op.114より)
~ ルドルフ・ビーブル(指揮)ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団

《CD7:オンリー・ラヴ》
・フランク・ワイルドホーン: 彼の目のなかに(ジキルとハイド)
・フランク・ワイルドホーン: あなたのような誰かが(ジキルとハイド)
・チェ・キョンシク: ビューティフル・ワールド
・モーリー・イェストン: 特別な人(ナイン)
・スティーヴン・ソンドハイム: 心をなくして(フォリーズ)
・フランク・ワイルドホーン: かつてこんな夢を見た(ジキルとハイド)
・フランク・ワイルドホーン: オンリー・ラヴ(スカーレット・ピンパーネル)
・スティーヴン・ソンドハイム: 道化師を呼んで(ア・リトル・ナイト・ミュージック) ・ジュール・スタイン: ジャスト・イン・タイム(ベルが鳴っている)
・レナード・バーンスタイン: ドリーム・ウィズ・ミー
・マイケル・ウィリアム・バーフ: 大理石の広間に暮らすことを夢見ていた(ボヘミアン・ガール)
・クロード=ミシェル・シェーンベルク: 私はまだ信じています(ミス・サイゴン)
~ エットーレ・ストラッタ(プロデュース&指揮)、オーケストラ

《CD8:プレアーズ~祈りと癒しのアリア》
・黒人霊歌:時には母の無い子のように
・カッチーニ/スティーヴン・メルキューリオ編曲:アヴェ・マリア
・モーツァルト:ラウダーテ・ドミヌム(『証聖者の盛儀晩課』K.339より)
・フォーレ:ピエ・イエズス(『レクィエム』より)
・伝承曲:アメイジング・グレイス
・ロウ&ラーナー:セイ・ア・プレアー・フォー・ミー・トゥナイト(『ジジ』より)
・グノー:サンクトゥス(『聖チェチリアの祝日のための荘厳ミサ』より)
・シューベルト:アヴェ・マリア
・リヒャルト・シュトラウス:あなたの黒髪を私の頭上に広げてください
・ロッシーニ:宿命の時が近づいた… 正しき天よ(『コリントの包囲』より)
・シューベルト:神よ、私の声をお聞き下さい!(『四年間の歩哨勤務』より)
・ドニゼッティ:マリアの祈り(『マリア・ストゥアルダ』より)
・ヨハン・シュトラウス2世/ベナツキー編曲:修道女の合唱-ラウラの歌(『カサノヴァ』より)
・プレイスネル:ラクリモーサ(『レクィエム・フォー・マイ・フレンズ』より)
・バーンスタイン:テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス(『ペンシルヴェニア・アヴェニュー1600番地』より)
・ラヴェル:カディッシュ(『2つのヘブライ風のメロディ』より)
~ ジェイムズ・コンロン(ピアノ、指揮) ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団

《CD9:クリスマス・アルバム》
・トラディショナル:さすらいながら考えた
・バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248~私はあなたの飼い葉桶の側に立つ
・A.スカルラッティ:カンタータ・パストラーレ
・クリューガー:私の心は快く喜ぶ
・アダン:オー・ホーリー・ナイト
・ベルンハルト:クリスマス・カンタータ『恐れるな』
・モーツァルト:交響曲第19番ホ長調 K.132~アンダンテ・グラツィオーソ
・グルーバー:きよしこの夜
・プレトリウス:エサイの根より
・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.270『安らぎ』
・シャイト:おお愛らしいイエス
・モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ K.165
・グルーバー:きよしこの夜
~ ミヒャエル・シュナイダー(指揮) カペラ・コロニエンシス

《CD10:バロックの旅》
・ヴィヴァルディ:地上に真の平安はなく~モテット『地上に真の平安はなく』RV630より
・ヴィヴァルディ:二つの風に乱されて~歌劇『グリゼルダ』RV718より
・ヘンデル:『御身は我がかたわらに』(旧バッハ作)
・ヘンデル:暁が夜にしのび込み~オラトリオ『快活の人、沈思の人、中庸の人』HWV55より
・ヘンデル:そなたの赴くところ~オラトリオ『セメレ』HWV58より
・J.S.バッハ:ああ、なんてコーヒーは美味しいんでしょう~『コーヒー・カンタータ』BWV211より
・パーセル:しばしの間の音楽~劇音楽『オイディープス』Z583より
・パーセル:しばしの間の音楽~劇音楽『オイディープス』Z583より
・ヴィヴァルディ:私は蔑ろにされた妻~歌劇『タメルラーノ』RV703より
・パーセル:もっとも美しい島~セミ・オペラ『アーサー王』Z628より
・ヘンデル:私を泣かせてください~歌劇『リナルド』HWV7aより
・J.S.バッハ:ためいき、涙、心痛~カンタータ『わが心には憂い多かりき』BWV21より
・ヘンデル:われ知る、われを贖う者は生く~オラトリオ『メサイア』HWV56より
~ コンセルトヘボウ室内管弦楽団

【演奏】 スミ・ジョー(ソプラノ)

韓国生まれ。国際的に名高いソプラノ歌手『スミ・ジョー』は、世界の聴衆や音楽評論家から絶賛を受け、世界中で行われるオペラやリサイタルで人々の心を魅了し続けている。ソウル大学音楽部を卒業後、イタリアへ渡り、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を1986年に卒業。翌年、指揮者カラヤンの下、ザルツブルグ音楽祭で「仮面舞踏会」のオスカー役を演じた。カラヤンは彼女の歌声を聴いて、「神からの贈り物」と絶賛した。
1988年には有名なミラノ・スカラ座でヨンメッリのオペラ「フェトンテ」でデビューを果たす。その後フィリップスからロッシーニの歌劇「オリー伯爵」のCDをリリースし、瞬く間にベストセラーとなった。彼女は20代で歌手としての名声を築き上げるという、異例の快挙を成し遂げた。音楽評論家、クリストファー・ローレンスはスミ・ジョーの声を才能に恵まれた「ゴールデンヴォイス(Golden Voice)」と大絶賛した。
スミ・ジョーは世界中のオペラハウスを駆け巡っている。イギリスのコヴェント・ガーデン、ウィーン国立歌劇場、スカラ座、メトロポリタン歌劇場など、著名で由緒ある舞台に出演。華麗なコロラトゥーラ技巧を披露し、オペラファンを魅了した。スペインではロッシーニの歌劇「イタリアのトルコ人」に出演し、ローマとエクサン・プロヴァンス音楽祭では「オリー伯爵」のアデール伯爵夫人を演じた。アルゼンチンでの「ナクソス島のアリアドネ」ではツェルビネッタ役を演じた。これまでにサー・ゲオルク・ショルティ、ズービン・メータ、ロリン・マゼール、ユーディ・メニューイン、チョン・ミョンフン、小澤征爾など、著名な指揮者と共演している。2007年と2008年にはユーリ・シモノフ率いるモスクワ・フィルハーモニー交響楽団と日本で公演を行い、大成功を収めた。
世界中で評価をうけた後も、スミ・ジョーは自分と自分の歌声を磨き続けた。「運命は自分で切り開くもの」という信念を持ち、更なる自信をつけるため努力を惜しまない。イタリアで習得した彼女のベル・カント唱法は技巧的で華やかなコロラトゥーラ唱法と絶妙に調和している。イタリア語で「美しい声」という意味を持つベル・カントはまさに、彼女が全身で奏でる圧倒的な美声そのものである。また、自身の音楽活動のほか、2003年にはユネスコ平和芸術家に任命されており、ユニセフの教育募金に寄付も行なっている。

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