先週初来日を果たした、スウィッチズ。初日本ライヴも大盛況。まだ日本盤発売前だというのに、「レイ・ダウン・ザ・ロウ」「ドラマ・クイーン」でキッズも大合唱で、縦ゆれゆらゆらの原宿アストロホールでした。

このバンドの魅力は初めて聴いても最高に楽しめる楽曲の良さと、ヴォーカルのマット・ビショップの大げさなキャラクター。毎日柄違いのT-REXのTシャツ、首にはキラキラの巻物、ジーンズは真っ赤、ベルトはネクタイ、右手にリストバンド、とまあ、こんなに見た目にわかりやすい“ロック・スター"、最近見かけません。子供の頃から音楽オタクで70年代、80年代のロックを聴きまくっていた彼には、確固たる“俺様のロック・スター像"が出来上がってるのでしょう。外見、ステージアクション、発言、マットから発せられるすべてが“俺様ロック・スター"で、痛快爽快のキャラなのです。

そんなロック・スター、マット・ビショップは、実は、ものすごい働き者。
ロック・スターのくせに(?)、時間には正解で遅刻はしない、朝の10時から夜の8時まで、ノンストップでインタビューに答える、レコード会社も感激のスーパー・ロック・スターなのでした。何事も一生懸命にやる人は、絶対に成功します。6/27発売の『ハート・チューンド・トゥ・D.E.A.D.』をご期待ください。