シンガーのマットは、5歳の頃からギターで曲作りをしていたと豪語します。しかもフィッシャープライスというメーカーのおもちゃでレコーディングもしていたと。
そんなマットがスウィッチズを結成した経緯がユニーク。大学在学中、バンドを結成しようと思い立ったマットは、まずは王道の、メンバー募集告知のポスターを掲示板に貼りました。ところが、まったく応募がなかった。現メンバー曰く、そのポスターのマットがダサかったという話ですが、それでマットは全学生にメールを流しました。マットは、音楽が好きで、真面目じゃない連中、同じようなものに情熱をもっている友達を探すのは思っていたより楽じゃなかったといいます。だから大量のメールを送って全く会ったことのない20-30人を選んで、リハーサルをやったそうです。最初の選考基準は”僕を傷つけたりしそうにない人”。その中から友達になっていったのが、今のメンバーで、”俺は孤独だったのかもしれない。大学にはロック・スター的アティテュードを持っているやつは全然いなかったんだ。みんな薬学とかを学んでいる生徒ばっかりだったからね、似たような魂をもったヤツを探すのが大変だったんだ”とマット。ロック・バンド誕生にはいろいろなストーリーがあります。学校でロック友達がいない貴方も、マットを見習って、前向きにロックしましょう！