The Swordザ・スウォード

Profile

ジョン・D・クロニス ─ ボーカル/ギター
カイル・シャット ─ ギター
ブライアン・リッチー ─ ベース/シンセ
サンティアゴ・ヴェラ三世 ─ ドラム


テキサス州オースティン出身。2003年結成。結成以前から自分自身のために曲を書きためていたというジョン・D・クロニスが中心となって、バンドを結成、2003年に『AGE OF WINTER』EPを発表し、翌年には『THE SWORD』というEPを発表、そのヴィンテージ感溢れるハード・ロック・サウンドで徐々にその人気を広めていくのだが、2005年、SOUTH BY SOUTH WESTに出演した彼らのパフォーマンスがきっかけとなり、ニューヨークに拠点を置くインディ・レーベル、KEMADO RECORDSと契約を交わし、2006年、初期の楽曲を中心としたデビュー・アルバム『AGE OF WINTERS』を発表。その後約2年をかけてUS、ヨーロッパを含む世界中をツアーし、その名前をHR/HMシーンに広めていく。この時期、LAMB OF GODのサポート・アクトとしての初来日公演も実施している。

この長期ツアーで着実に人気を広めていった彼らは、2008年、セカンド『GODS OF THE EARTH』を発表、米ビルボード・チャート102位に食い込む実績を叩き出す。その後もMACHINE HEADやLAMB OF GODのサポート・アクトとして全米、ヨーロッパをサーキットする中、その彼らのサウンドとパフォーマンスはかのMETALLICAの目に留まり、2008年から2009年にかけて行われたWORLD MAGNETIC TOURのサポート・アクトに大抜擢され、凄まじい数の観客を前にその存在感溢れるパフォーマンスを見せつけていく。

そのツアーが終わるとバンドは次なる作品の準備にとりかかり、コンセプト・アルバムという形を取ったサード『WARP RIDERS』を2010年に発表、米ビルボード・チャート42位を記録する。同年9月より再びMETALLICAのワールド・ツアーのサポート・アクトとしてオーストラリアとここ日本でその雄姿を見せつけた。その後全米ヘッドライン・ツアーを行うが、そのツアーの途中でオリジナル・ドラマーであったトリヴェット・リンゴがバンドを脱退してしまう。すぐさまバンドは地元の友人でもあったケヴィン・フェンダーをドラマーに迎え入れツアーを続けていく。2011年には新たにサンティアゴ・ヴェラ三世を正式なドラマーとして迎え入れている。

2012年に入ると、バンドは新たにRAZOR AND TIEと契約を交わし、同年10月、移籍第一弾にして通算4作目となる『APOCRYPHON』を発表、METALLICAとのワールド・ツアー、その後の自らのツアーで大きな注目を集める存在となった彼らが発表したこの最新作は、米ビルボード・チャート17位を記録、一気にその人気を爆発させていった。そして2013年、ようやく日本盤としてこの最新作がここ日本でも発表されることとなった。

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