＜日本盤のみボーナス・トラック２曲収録＞
９５年に発表されたクインシー・ジョーンズのアルバム『Ｑ’ｓ　ジューク・ジョイント』からの１ｓｔシングル「ムーヴ・オン・マイ・ハート」で彗星のごとく登場したタミア。
「神様はタミアという愛らしくて才気溢れる、楽園の鳥のような女性を私に届けてくれた。１９歳にして彼女は全てを持っている」とクインシーが形容したように、彼女には美貌、才能、実力、話題性の全てが備わっている。
スーパー・プロデューサーであるクインシーをはじめ、ヒット・メイカーとして大人気の若手プロデューサー陣を迎え、クエスト・レーベルが自信をもって送り出す超強力盤だ。

＜プロデュース＞
クインシー・ジョーンズ（マイケル・ジャクソン、テヴィン・キャンベル）、ジャーメイン・デュプリ（ＴＬＣ、アッシャー、ドゥルー・ヒル）、マリオ・ワイナンズ（ボーイズＩＩメン）ダリル・シモンズ（ベビーフェィス）、キース・クラウチ（ブランディー、ラサーン・パターソン）、ティム＆ボブ（モニカ）ｅｔｃ．

アルバムは上記の強力プロデュース・チームを迎え、ダンス・ナンバー、ミッドテンポ・チューン、そしてスロー・バラードまで彼女の魅力を余すことなく伝える充実した内容で構成されている。声域、サウンド、個性、ソウルという、シンガーに求められる要素を完璧に備えたタミアの才能は一聴すれば明らかだ。アルバムからの米１ｓｔシングルはアップテンポな「イマジネイション」（ジャクソン５の「アイ・ウォント・ユー・バック」を小気味にサンプリングしている）。この曲のビデオ・クリップの監督を務めているのがエリカ・バドゥ、パフ・ダディ、ボーイズＩＩメン等との仕事で人気を集めている、ポール・ハンター。ビデオの中でタミアはダンサーをバックに従え、ぐっと大人っぽく、シャープでクールにイメージ・チェンジ。彼女の新たな魅力が引き出されている。アルバムにはそれ以外にも、クインシーが得意とする美メロバラードの「レイン・オン・ミー」や明るいダンサブルなチューン、「フォーリング・フォー・ユー」（エモーションズの「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」をサンプリング）、そして、ワム！の大ヒット曲「ケアレス・ウィスパー」のカヴァー等々、充実したライン・アップ。日本盤にはボーナス・トラックとして、「ソー・ヤング」とこの「イマジネイション」のエクステンデッド・ミックスの収録が決定している。