TGTティー・ジー・ティー

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Tyrese(タイリース)+Ginuwine(ジニュワイン)+Tank(タンク)=TGT。
この10年のR&B界で最も成功している男性アーティストが3人集まりスーパーグループを結成したらどうなるか?タイリース、ジニュワイン、そしてタンクの3人を結ぶ絆はただ音楽だけではない。 十年近く友人として交流を続けてきた彼らは、それぞれが多大な成功を収めているにも関わらず、一つに集い、真のR&Bを世界に取り戻そうとしている。

タイリース(タイリース・ギブソン)は、音楽だけでなく映画の分野でも経験豊かなベテランとして認められているだけでなく、作家としても活躍中。すでにR&Bの20年選手である彼は、「Sweet Lady」や「How You Gonna Act Live That」といった名曲を世に送り出している。俳優としてもジョン・シングルトン監督の『Baby Boy(サウスセントラルLA)』で主演を務めたのを皮切りに、『Annapolis(アナポリス 青春の誓い)』、『Death Race』、『Four Brothers(フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い』などの他、『2 Fast 2 Furious(ワイルド・スピード X2)』や『Transformers』シリーズといったハリウッド大作にも続々出演を果たした。これらの活躍に加え、タイリースは『How To Get Out of Your Own Way』、『Manology(Rev Runとの共著)』などのベストセラーも著作している。しかし、彼の一番は常に音楽であり、グラミー賞ノミネーション作品『Open Invitation』からのシングル「Stay]は、ビルボードのアーバンACチャートで11週連続1位に輝いた。

ジニュワイン(本名:エルジン・ベイラー・ランプキン)は、1996年にスタティク・メジャーと共作した、スーパー・プロデューサーのティンバランド制作によるシングル「Pony」が大ヒット。同年にファースト・アルバム『Ginuwine...The Bachelor』をリリースする。それ以降ジニュワインは数々のマルチ・プラチナム・アルバム&シングルを世に送り出し、文字通りR&Bのトップ・アーティストとなるだけでなく、R.ケリー、ミッシー・エリオットといったR&B/HIP HOPの大物アーティストたちとコラボレーションを果たす。さらにジニュワインは映画『Juwanna Man』で主演を務めたり、数々のTV番組や舞台に出演するなど、映画やTVへその活動を広げている。

タンク(本名:デュレル・バブス)は、数々の官能的で感情を揺さぶるようなラヴ・ソングの作り手として知られる「R&Bのセクシィ大将」。4作のアルバム、そして8つのグラミー賞のノミネーションを経歴に持つ彼は、ソングライティングやプロダクションの世界においてもカリスマ的な存在である。「Maybe I Deserve」や「Please Don't Go」といった大ヒットでタンクを知る人は多いが、ジェイミー・フォックス、クリス・ブラウン、キーシャ・コール他、R&Bのビッグ・ネームとの仕事も多い。しかしタンクにとって最大のヒット・アルバムがこのTGTが生まれるきっかけになったのも特筆すべきだろう。タンクが「Please Don't Go」のオフィシャル・リミックスを作るためにタイリースとジニュワインに声をかけたことによって世界はTGTの音を耳にすることができたのだ。

そして今、3人はアトランティック・レコーズと契約。TGTのデビュー・アルバム『THREE KINGS』が遂に発売となる。

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