The War On Drugsザ・ウォー・オン・ドラッグス

Profile

米フィラデルフィア出身のカリスマ・ソングライター、アダム・グランデュシエル率いるザ・ウォー・オン・ドラッグス。
セカンド・アルバム『スレイヴ・アンビエント』(2011年)にて、各著名メディアにて注目され、サード・アルバム『ロスト・イン・ザ・ドリーム』(2014年)にて、名実ともにUSロック/インディーを代表するバンドとしてその知名度を飛躍的に高めた。

アダムはニューヨークとロスにあるスタジオに籠って、ひたすら制作作業に没頭していたという。
アダム曰く「性格(=パーソナリティ)も一致している」という名エンジニアのショーン・エヴァレット(Shawn Everett)(アラバマ・シェイクス、ウィーザー)とともに、新たな概念の音楽を追求していた。
終わりなき制作の中で何度も何度も繰り返す日々が年単位で続く-- そのような様々なプロセス、トライを繰り返した上で、彼らは“バンドとしての録音”という一つの結論に達したという。

アダムはこう語っている。
「僕はずっと動いて、働くことがなによりも重要なんだ。知人は僕に、何故休みを取らないのかと聞いてくるんだけど、僕は自分達がツアーをしているときでも休みをとっている感じに思っているよ。ツアーに出たらツアーに集中したいから、制作作業はお休みって人もいるかもしれないけど、僕はいつも新しい制作について思いを巡らせてたいタイプの人間だから。」

前回のツアーが終了すると、バンド・メンバーがそれぞれ故郷に帰ってゆく中、アダムはロスに移り住み、LAのスタジオを根城として早速、デモ制作をスタートさせた。
デイブ、ロビー、チャーリーも幾度となく彼のスタジオを訪れて共同制作を進めていったという。
「当たり前なんだけど、僕は本当にスタジオにいるのが好きなんだ。」とアダム。「僕はトライ・アンド・エラーするのが好きで、そうでない人には信じられないかもだけどね。」

ニューヨークのスタジオ含む各地で、主に独りで制作作業を続けていく中、彼が思い描く音楽というものが少しずつ形作られていったようだ。

「これは貴方がその目を開いて、自分の人生を見つめる記録の物語なんだ -- 貴方しか知らない、貴方を貴方たらしめているものを手放さないでねってことを言いたかったんだ。」

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