Warウォー

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伝説のファンク・バンド、ウォーの初来日公演の模様を収録した奇跡の2枚組未発表ライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン 1974』が、1月29日に日本先行発売決定!

2024.12.4

アメリカ西海岸の伝説的ファンク・バンド、ウォーは、1973年発表の全米No. 1アルバム『世界はゲットーだ!(原題: The World Is a Ghetto)』に伴うツアーとして数か月間にわたり全米をめぐり、30公演近くにおよぶヨーロッパ・ツアーを行った後、今から50年前となる1974年の冬に初めてここ日本を訪れ、静岡、東京、大阪、そして神戸を巡る初来日公演を実施した。

1974年のウォー初来日公演から50周年を記念して、2025年2月にBLUE NOTE TOKYOにてウォーの来日公演が開催されることが決定しているのだが、記念すべきこのアニバーサリー・タイミングをさらに祝福すべく、バンドのアーカイヴから発掘された、1974年初来日公演の模様を収録した奇跡の未発表ライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン 1974』が、来日公演の直前となる1月29日に日本先行で発売されることが決定した。



バンドが所有するアーカイヴの中から発掘された当時の貴重なライヴ・レコーディング音源を細心の注意を払いながらレストアし、クリアな音像で現代に蘇らせたこのライヴ・アルバムは、その存在自体が奇跡といえる作品なのだが、今作は、ウォーにとって初めてオリジナル・バンド・メンバー7人全員が集結したライヴ・パフォーマンスを収録したライヴ・アルバムでもあり、世界中のウォー・ファンにとっても非常に貴重なコレクションとなる。現在、今作に収録されている彼らの名曲「シスコ・キッド」のライヴ音源がアルバム発売に先駆けて公開されており、またアルバムの予約注文も本日より開始されている。



アルバム『ライヴ・イン・ジャパン 1974』の予約注文並びに「シスコ・キッド(ライヴ)」音楽配信サービスはこちらから

1969年、カリフォルニア州ロングビーチで産声を上げたウォーは、多様な人種からなるメンバーにソウルやジャズ、ラテンやファンク、R&B、ロックなど様々なジャンルをクロスオーヴァーさせた音楽性で世界に革命を起こし続ける伝説的ストリート・バンドだ。人種の壁を音楽によって取り払い、幅広いファンを獲得し、タワー・オブ・パワーやスライ&ザ・ファミリー・ストーンと共にアメリカ西海岸のファンク・シーンを牽引する存在となった彼らは、幾度かのメンバー・チェンジを経ながら現在も最初期からグループを支え続けるキーボード・プレイヤーのロニー・ジョーダンを中心に活動を続けている。

日本では来日公演直前となる1月29日にリリースされるこの『ライヴ・イン・ジャパン 1974』は、海外では2024年2月7日に、日本盤と同じ仕様の2枚組CDに加え、2枚組アナログ盤という2形態でのリリースが予定されており、デジタル作品も海外リリース日に合わせた2月7日に配信される予定となっている。

今作には、「シスコ・キッド」や「世界はゲットーだ!」、「オール・デイ・ミュージック」といったウォーの初期名曲たちをはじめとする、生々しいエネルギーに満ちた彼らのライヴ音源がたっぷりと収録されている。また、今作のブックレットにはコリー・フライによる書き下ろしのライナーノーツに加え、バンドの創設メンバーの1人であるロニー・ジョーダンと、ウォーの長年のプロデューサーであるジェリー・ゴールドスタインによる、当時の来日公演の想い出を語るインタビューが掲載されている。

このインタビューで、ロニーは当時について、「とにかく楽しくてエキサイティングな経験だったよ、特にあの時期は、自分たちのやっていることを愛してくれる人たちがあれほどたくさんいたことはなかったからね」と語っており、ジェリーは「彼らはすべての曲を知っていたんだ。会場にいるみんなが自分たちのことを知っていて、自分たちのやっていることを愛してくれているっていう雰囲気がステージ上に伝わってきて、とても興奮した。スタンディング・オベーションをたくさんしてくれたし、俺たちも何度もアンコールをやったよ」とコメントしている。また、このインタビューでは、ウォーを象徴的するヒット曲「仲間よ目をさませ!(原題: Why Can’t We Be Friends?)」が、彼らの初来日公演時での日本の人々との交流からインスパイアされて作られた楽曲だった、という誕生秘話も明かされている。

それまでに誰も聴いたことがないパフォーマンス音源や、バンドの歴史、そしてその進化における極めて重要な瞬間を洞察するかのような音源がたっぷりと収録されているこの『ライヴ・イン・ジャパン 1974』。ウォーというバンドの世界的な影響力をあらためて強く感じさせてくれるこの未発表ライヴ・アルバムは、音楽史においても非常に貴重な作品となり、また、今後も続いていくバンドの55周年を、そして1975年発表の名作『ホワイ・キャント・ウィ・ビー・フレンズ?』のリリース50周年を祝福する様々な動きの中でも、完璧な「サウンドの試金石」的作品となるのだ。


 

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