現代二胡奏者の第一人者、ウェイウェイ・ウーのメジャー第2作。
彼女の生まれ故郷であり、今一番注目される国際都市：上海と、幼くして音楽の英才教育を受けたことで、その地から思いを馳せていた世界中の音楽をテーマに、オリジナル・ナンバー、カヴァー、タイアップ曲を収録。
総勢9人の凄腕プロデューサーが、それぞれのアイデアで、ウェイウェイと奏でるバラエティに富んだ12曲は、あたかも「ウェイウェイ・ウーによる、二胡のPOPオムニバス！」次々に繰り出される音楽は、1曲足りとも飽きさせない「全てが聞きどころ」のアルバムとなった。
中でも、COBAのアレンジによる超POPチューンや、スティングが初めて他人に歌詞の変更を許可したと言われる「フラジャイル」の中国語ヴァージョン、渡辺香津美のギターと二胡が絡む名曲「哀愁のヨーロッパ」、リバー・ダンス風アイリッシュ・サウンド「源」、ジェーン・バーキンの「バビロンのよう精」の中国語カヴァーなど、音楽の玉手箱のような12曲。
「中国」「癒し」「哀愁」などを連想させることが多い「二胡サウンド」だが、こんなにPOPな二胡のアルバムは世界初！

●参加プロデューサー
渡辺香津美：日本が誇る、世界的に有名なギタリスト。ジャンルにとらわれず幅広く活動する。今作では「哀愁のヨーロッパ」をギターと二胡だけで競演。
COBA： アコーディオンの第一人者。数々のCMやTV番組の音楽を手がけるヒット・メイカー。自身のソロ・アルバムも絶えずヒットチャートを賑わせる。
久米大作：プリズムやスクエアーなど在籍後、幅広いプロデュース活動を続ける一方、民族楽器にも造詣が深い。
青柳誠：ナニワ・エキスプレスのピアニスト。ジャズピアニストとしても、トップクラスにランクされる。一方、谷村新司や谷村有美のコンサートマスターも手掛ける。
中西俊博：ジャンルを問わない、天才バイオリニストとしてソロ活動のほか、数々のＣＭやTV番組の音楽なども手掛ける。昨年、当社からもアルバムを発表
フェビアン・レザ・パネ：数少ない天才肌のピアニスト。ジャンルを問わないテクニックとフィーリングで、書ききれないほどの有名アーティストと共演するなど世界的に活躍。
菅原弘明：シンセサイザー・プログラマーとして、坂本龍一、サザンオールスターズらのプロジェクトに参加後、アレンジャー・プロデューサーとして幅広く活躍。
中村幸代：17歳で作曲をはじめ、以来作曲家、キーボーディストとして活動。NHKはじめ多くの劇中音楽を手掛ける。自身のアルバムも多数発表。
内池秀和：元NHK社員作曲家として、番組のテーマソングなどを多数作曲・プロデュース。今春フリーとなり、尚一層の活躍が期待される。