5/18、ナッシュヴィルにあるカネリー・ボールルームで、ホワイト・ストライプスがおよそ1年半振りのショーを行ないました。
テネシー州ナッシュヴィルへのオマージュを込めて、ショーはハンク・ウィリアムスのカバー曲「テネシー・ボーダー」でスタート。6/20にリリースの新作「イッキー・サンプ」からは、タイトル曲の「イッキー・サンプ」、「エフェクト・アンド・コーズ」、「ア・マーター・フォー・マイ・ラヴ・フォー・ユー」、「アイム・スローリー・ターニング・イントゥ・ユー」の4曲が披露され、観客の反応も上々だったようです。最後は前々作「エレファント」からのヒット曲「セヴン・ネイション・アーミー」で締め、合計19曲の濃厚なショーは幕を閉じたのでした。

今後は5/31バルセロナのプリマヴェラ・サウンド・フェスを皮切りに、ヨーロッパ各地のフェスに出演し、6月下旬から1カ月のカナダ・ツアー、そしてその後にはアメリカ・ツアーが予定されています。
ところで、ホワイト・ストライプスは徹底した自己規制の上に成り立つバンドとして知られていますが、そういったルールの中にも、ひとつ面白いルールがあります。それは彼らのどのアルバムにも、必ずタイトルが「Little」で始まる曲が収録されているということ。「Little Ghost」「Little Acorns」「Little Bird」「Little People」「Little Room」…そして新作には「Little Cream Soda」なる曲があります。