ホワイト・ストライプス渾身の新作「イッキー・サンプ」。本国アメリカではビルボード・アルバム・チャートで初登場2位にランクインしました。前作「ゲット・ビハインド・ミー・サタン」が3位止まりだったので、今回はワン・ランク・アップ、バンド史上最高位を記録したことになります。
一方、根強い人気を誇るイギリスのチャートでは余裕のナンバーワン獲得です。アメリカでのアルバム発売日に、NY のキャパ1500人というクラブで、シークレット・ギグを行った、ホワイト・ストライプス。NY のファンにとっては久しぶりのホワイト・ストライプスをこんな小さな会場で見られるという超貴重なチャンス、チケット確保に徹夜組も出たそうです。そんなファンの気持ちを察してか、または、久しぶりにホワイト・ストライプスに戻って来たことがジャックにとっても新鮮だったのか、この日のライブは、なんと2時間にも及ぶ濃厚さで、ファンの期待をまったく裏切らない、最高の内容となったそうです。
ちなみに、ストライプスは、この2日前にはアメリカ最大のフェス、ボナルーで5万人の観客を前に演奏したばかり。ストライプスが次NY に戻ってくるのは、7/24、念願のマジソン・スクエア・ガーデンでのライブとなります。
さてバンドは現在、精力的にカナダをツアー中ですが、6/24 はブリティッシュ・コロンビア州バーナビーでコンサートを行ないました。この日の午後には地元のクリークサイド・ユース・センターを訪れ、わずか20人ほどの学生の前でウォームアップ・ギグもプレイしたそうです。先日の老人ホームでのギグといい、この親密な雰囲気の中で行なわれているフリー・ギグ、日本来日の際にも是非やってもらいたいものです。ところで、ジャックより更に謎に包まれているメグの私生活ですが、デトロイトからロスに拠点を移した彼女、そのロスではクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムとよく遊んでいるよう。しかも一緒に飲みに出掛けてはカラオケをするというではありませんか！ジョシュはロイ・オービソンやブリトニー・スピアーズを歌うということですが、メグが何を歌うかまでは残念ながら未だ謎のまま…。