シャロン・デン・アデル － ボーカル
ロバート・ウェスターホルト － ギター
ルード・ヨリー － ギター
イェローン・ファン・フェーン － ベース
マタイン・スピーレンブルグ － キーボード

ヨーロッパ最大の歌姫、シャロン・デン・アデル擁するオランダ出身のバンド、ウィズイン・テンプテーション。1996年結成。
当時まだ大学生だった彼らだが、97年にオランダのインディ・レーベルよりデビュー・アルバム 『エンター』 を、 翌98年にはEP 『ザ・ダンス』 を発表し、地元を中心にライヴ活動を行うとすぐに注目を集めるようになる。 そしてデビューしたばかりのバンドとしては異例のダイナモ・オープン・エアーに2年連続出演（メイン・ステージ）するなど、 大きな話題を呼ぶが、まずは学業に専念するため、99年は音楽活動を休止する。

2000年に彼らはバンド活動を再開、まず夏のヨーロッパのフェスティバルに数多く出演し、12月にはアルバム 『マザー・アース』 を発表。 今作はオランダ・チャートに3か月間連続チャート・インするという大躍進を遂げる。 その後その人気はヨーロッパ全土に飛び火、一気に欧州を代表するバンドとしての地位を確立していく。04年には 『ザ・サイレント・フォース』 を発表、 オランダでは当然のごとくチャート1位を記録し、他ヨーロッパ諸国でもTOP5に入る記録を打ち立て、より大きな支持を得るようになる。 この作品から日本、オーストラリア、イギリスでもアルバムが発売となり、世界中で大きな反響を呼ぶバンドへと成長していく。 2006年にはLOUD PARK 06出演のため初来日公演を行い、全ロック・ファンを虜にするほどの魅力溢れたパフォーマンスを見せつけてくれた。

そして2007年、アメリカでもロードランナーと契約を交わし、全世界同時発売という形で 『ザ・ハート・オヴ・エヴリシング』 を発表、 世界各国で大ヒットを記録し、全米でも大きな注目を集めるバンドへと成長した。 同年7月には早くも単独来日公演を行い、シャロンの美しい歌声とその存在感で観る者を感動させる素晴らしいフル・パフォーマンスを披露してくれた。

その後もフル・オーケストラとの共演が話題を呼んだ公演をそのままパッケージにした 『ブラック・シンフォニー』 、 ヨーロッパの劇場で行われたシアター・ツアーの模様を収録したアコースティック作品 『アン・アコースティック・ナイト・アット・ザ・シアター』 を発表と、 ライヴ作品を連続で発表した後、11年、現時点での最新作 『ジ・アンフォーギヴィング』 を発表、ポップな世界観を融合させた作風で、大きな話題をよんだ。