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2019年に開催された最高級ブリティッシュ・プログレッシヴ・ミュージックの祭典とも言うべきROYAL AFFAIR TOURの中から、7月のラス・ヴェガス公演の模様を収録した『THE ROYAL AFFAIR TOUR - LIVE IN LAS VEGAS』が堂々発売!輸入盤封入特典で日本語ライナー・ノーツ付き!
2020.10.30
2017年にロックの殿堂入りを果たし、2018年に結成50周年、2019年にはデビュー50周年という記念すべきアニバーサリー・イヤーを迎えた、究極のプログレッシヴ・ブランド、イエス。デビュー50周年というアニヴァーサリー・イヤーを記念して、エイジアやジョン・ロッジ、そしてカール・パーマーズ・ELP・レガシーという錚々たるラインナップを擁した、最高級ブリティッシュ・プログレッシヴ・ミュージックの祭典とも言うべきツアーが2019年に開催されたのだが、この""ROYAL AFFAIR TOUR""と題された素晴らしいツアーの模様を収録したライヴ・アルバム『THE ROYAL AFFAIR TOUR - LIVE IN LAS VEGAS』が、ライヴ作品として発売!輸入盤での発売になるが、数量限定特典として片山伸氏による日本語ライナー・ノーツも封入されている。
このツアーでイエスが披露したのは、1970年から1980年に亘る多数のクラシック・トラックをフィーチャーしたものだった。セット・リストは、1970年発表のセカンド・アルバム『TIME AND A WORD』収録の、リッチー・ヘヴンスのカヴァー、「No Opportunity Necessary No Experience Needed」で幕を開け、その後もジェフ・ダウンズが初めてイエスのメンバーとして参加した1980年のアルバム『DRAMA』収録の「Tempus Fugit」や、70年代中期のイエスを象徴する名作群の中から「Going For The One」や「I've Seen All Good People」、「Siberian Khatru」といった楽曲が披露されていった。特筆すべきは、ポール・サイモンの「America」や、ジョン・ロッジがゲスト・ヴォーカルとして参加したジョン・レノンの「Imagine」といった、イエスによる珍しいカヴァーが披露されていたことだろう。
このツアーは、イエスの楽曲の中でも最も愛されている「Roundabout」と「Starship Trooper」という2曲でクライマックスを迎えた。もちろん、このツアーの中から2019年7月に行われたラスヴェガス・ハード・ロック・ホテルでのライヴの模様を収録した今作『THE ROYAL AFFAIR TOUR - LIVE IN LAS VEGAS』も、最高の盛り上がりを見せるこの2曲がラストに収録されている。
イエスの現在のラインナップは、1970年に加入したスティーヴ・ハウ(ギター)、 1972年以来ドラムを担当しているアラン・ホワイト、1980年に参加したジェフ・ダウンズ(キーボーズ), 2011年以降ヴォーカルを担当しているジョン・デイヴィソン、1990年代にギター/キーボーズを担当し、2015年に当時まだ病気療養中だった故クリス・スクワイアがベース/ヴォーカルを任せることを選択したビリー・シャーウッド、そしてアディショナル・ドラマーとして参加しているジェイ・シェレン。
この最新ライヴ・アルバムに関して、メンバーはこうコメントを残している。
「この『THE ROYAL AFFAIR TOUR』アルバムは、イエスのライヴ・アルバムが持つあの幅広い世界観を新たなチャプターへと推し進めていくようなアルバムだよ。是非みんなに楽しんでほしいね」 ─ アラン・ホワイト
「バンドの真の可能性を捉えた、洗練された一連の楽曲を発展させていく際に、優れたメンバーを集める機会を得ることができたのは、私にとって非常に名誉なことだ」 ─ スティーヴ・ハウ