Led Zeppelinレッド・ツェッペリン
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『祭典の日(奇跡のライヴ)』の特別試写、そして3人揃っての記者会見が行われました!
2012.9.22
9月21日午後(日本時間同日夜)にロンドンで関係者向けの試写と記者会見が行われました!
その会見の模様は、下記のロンドンからのレポートをご覧ください!
LED ZEPPELIN CELEBRATION DAY PERSS CONFERENCE SHORT REPORT
2007年12月10日、ロンドンのO2アリーナで行われたレッド・ツェッペリン奇跡の再結成ライブが映画『祭典の日(奇跡のライヴ)』として(10月17日)、またDVDやCDとして(11月21日)甦る。この試写会と発表記者会見が21日金曜日ロンドンで行われた。
2時間にわたる『祭典の日(奇跡のライヴ)』は、多数の大型カメラやクレーンを使用して撮影された大スケール映像や、観客席内に設置された8ミリ映像など、大小様々な映像を巧みに編集したもので、観る者をまるでライブを会場のど真ん中で体験しているかのような錯覚にする。加えベテラン3人の豊かな経験が結晶化した驚くべき演奏が、最先端の最高音質で楽しめる。レッド・ツェッペリンのライブ・バンドとしての底力を証明する内容だ。
世界中から駆け付けた記者を集めた試写会の後に行われた記者会見。ジョン・ポール・ジョーンズ、ロバート・プラント、ジミー・ペイジが仲良く3人一緒に座り40分ほど記者の質問に答えてくれた。「普段は僕らほとんど会わないんだ。だからこうやって会うと、すぐに思いで話になるんだよ」とリラックスした表情でロバート。
なぜライブ映像をリリースするまでに5年もの歳月がかかったのか、という質問に、「映画にしようとか、DVDにして出そうとか、そういう気持ちであのライブをやったんじゃないんだ。あの時はライブをやることだけを考えていた。たまたま映像を見てよかったから、じゃあ出そうじゃないかということになったんだよ」とジミー・ペイジ。
「レッド・ツェッペリンにとって5年は5分と同じようなものだよ」と冗談を飛ばしたのはジョン・ポール・ジョーンズだ。
亡き父ジョン・ボーナムに変わってドラムスをたたいているのはジョンの息子ジェイソン・ボーナム。「演奏は僕らと息もぴったりだし、優秀なドラマーだよ。彼以外のドラマーは考えられないね。彼のツェッペリンに対する情熱はすごいし、何しろ百科事典みたいな知識の持ち主なんだ。曲ごとに異なるエンディングのバージョンを全部覚えていて、僕らにアドバイスしてくれたんだ」と続ける。
オープニング曲を「グッドタイムス・バッドタイムス」にしたことに対して「短くてまとまりのある曲だし、ギターとヴォーカルが交代で入るところなどグルーブ感があってコンサートの振出にはぴったりだから」とロバート。「この曲がまさかオープニングに?と思う人も多いと思うし」とジミー。
大スクリーンに映し出される演奏中のメンバーは、実に満たされ高揚感あふれる表情をしている。あの時演奏している最中に、またライブがやりたい、という気持ちになったのでは?という質問をジミーは「ところで皆さんは、この映像をどう思った?」という逆質問で回避した。このライブ映像は、レッド・ツェッペリンが過去の伝説のバンドではなく、十分に現役でやっていけるバンドであることを証明する内容。ファンが彼らの帰還を熱く望んでいるのは明らかだ。
(高野裕子 SEPTEMBER 21, 2012)
その会見の模様は、下記のロンドンからのレポートをご覧ください!
LED ZEPPELIN CELEBRATION DAY PERSS CONFERENCE SHORT REPORT
2007年12月10日、ロンドンのO2アリーナで行われたレッド・ツェッペリン奇跡の再結成ライブが映画『祭典の日(奇跡のライヴ)』として(10月17日)、またDVDやCDとして(11月21日)甦る。この試写会と発表記者会見が21日金曜日ロンドンで行われた。
2時間にわたる『祭典の日(奇跡のライヴ)』は、多数の大型カメラやクレーンを使用して撮影された大スケール映像や、観客席内に設置された8ミリ映像など、大小様々な映像を巧みに編集したもので、観る者をまるでライブを会場のど真ん中で体験しているかのような錯覚にする。加えベテラン3人の豊かな経験が結晶化した驚くべき演奏が、最先端の最高音質で楽しめる。レッド・ツェッペリンのライブ・バンドとしての底力を証明する内容だ。
世界中から駆け付けた記者を集めた試写会の後に行われた記者会見。ジョン・ポール・ジョーンズ、ロバート・プラント、ジミー・ペイジが仲良く3人一緒に座り40分ほど記者の質問に答えてくれた。「普段は僕らほとんど会わないんだ。だからこうやって会うと、すぐに思いで話になるんだよ」とリラックスした表情でロバート。
なぜライブ映像をリリースするまでに5年もの歳月がかかったのか、という質問に、「映画にしようとか、DVDにして出そうとか、そういう気持ちであのライブをやったんじゃないんだ。あの時はライブをやることだけを考えていた。たまたま映像を見てよかったから、じゃあ出そうじゃないかということになったんだよ」とジミー・ペイジ。
「レッド・ツェッペリンにとって5年は5分と同じようなものだよ」と冗談を飛ばしたのはジョン・ポール・ジョーンズだ。
亡き父ジョン・ボーナムに変わってドラムスをたたいているのはジョンの息子ジェイソン・ボーナム。「演奏は僕らと息もぴったりだし、優秀なドラマーだよ。彼以外のドラマーは考えられないね。彼のツェッペリンに対する情熱はすごいし、何しろ百科事典みたいな知識の持ち主なんだ。曲ごとに異なるエンディングのバージョンを全部覚えていて、僕らにアドバイスしてくれたんだ」と続ける。
オープニング曲を「グッドタイムス・バッドタイムス」にしたことに対して「短くてまとまりのある曲だし、ギターとヴォーカルが交代で入るところなどグルーブ感があってコンサートの振出にはぴったりだから」とロバート。「この曲がまさかオープニングに?と思う人も多いと思うし」とジミー。
大スクリーンに映し出される演奏中のメンバーは、実に満たされ高揚感あふれる表情をしている。あの時演奏している最中に、またライブがやりたい、という気持ちになったのでは?という質問をジミーは「ところで皆さんは、この映像をどう思った?」という逆質問で回避した。このライブ映像は、レッド・ツェッペリンが過去の伝説のバンドではなく、十分に現役でやっていけるバンドであることを証明する内容。ファンが彼らの帰還を熱く望んでいるのは明らかだ。
(高野裕子 SEPTEMBER 21, 2012)