録音史を知る巨匠が到達したステレオ録音芸術の頂点。英国音楽からドイツ交響曲まで、生命力に満ちた円熟期の名演を網羅した、まさに決定盤となる全集。

　エイドリアン・ボールトは、60年以上にわたりイギリス音楽界の第一線で活躍しました。彼は当時最も卓越した技術を持ち、最も幅広い音楽的共感力を備えたイギリス人指揮者でした。このエディションには、1920年から1957年にかけてHMV、パイ・ニクサ、パーロフォンの各レーベルに残された、すべてのモノラル録音が収められています。 　このボックスセットの収録内容のうち、半数以上は初めてCD化となり、オリジナル音源からのリマスタリングによって蘇りました。また、これまで未発表だった録音も含まれています。各アルバムは、オリジナルのカップリング・プログラムとカバーアートワークを再現して収録されており、演奏時間が短い場合は複数アルバムを1枚のCDにまとめています。 　このモノラル録音集に続き、ステレオ録音の全集は2026年に、ワーナークラシックスより約98枚組CDボックスとして発売予定です。  

オリジナル・テープからのHD (192 kHz / 24 bits) 新リマスター音源　フランツ・フォン・スッペは、現在ではほとんど忘れ去られているが、19世紀後半の帝政ウィーンで最も著名な作曲家の一人であり、ウィーン・オペレッタの父の一人でもある。彼の序曲は、前奏曲となるオペレッタとは独立して、しばしば高い評価を受けてきた。例えば、「美しきガラテア」、「軽騎兵」、「詩人と農夫」など。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を率いるエイドリアン・ボールトは、それらの魅力と独創性をすべて蘇らせる。これまでデジタルでは入手不可能だった素材のみで構成されたこのアルバムでは、スッペの作品と、メンデルスゾーンの（オペラではない）序曲（「ルイ・ブラス」や「美しいメルジーネの物語」など）を対比させている。1955年録音。  

ボールト指揮ロンドン・フィルによる格調高く豪放な演奏が展開する1973年録音のブランデンブルク協奏曲。リコーダー奏者としてデイヴィッド・マンロウが参加。バッハ/エルガー編の幻想曲とフーガ ハ短調（1949年録音）も収録。

レオ・ドリーブは、かの有名なオペラ『ラクメ』の作曲家であるだけでなく、『コッペリア』と『シルヴィア』の優美なバレエ音楽も、その魅力と豊かな旋律で知られている。

メンデルスゾーンのロンドン・フィルハーモニー管弦楽団（契約上の理由により、オリジナル盤ではフィルハーモニック・プロムナード・オーケストラ）をフィーチャーしたこのアルバムからスタート。ロンドン・フィルは、1950年ボールトが指揮を執り、英国音楽界の至宝の一つにまで成長させたオーケストラ。1954-1955年録音。   

全127トラック　約6時間39分収録　 エイドリアン・ボールトは、60年以上にわたりイギリス音楽界の第一線で活躍しました。彼は当時最も卓越した技術を持ち、最も幅広い音楽的共感力を備えたイギリス人指揮者でした。ボールトの名演からの長時間収録デジタル専用ベストアルバム。

ホルストの「惑星」の初演指揮者であり、最高の解釈と演奏を常に展開してきたエイドリアン・ボールトがついに行き着いた1978年録音の最高の『惑星』です。壮大なサウンドの中に秘めた神秘的な美しさ。多彩な表情とコク、雄大なスケールと豊かな陰影が織りなす理想的な演奏。その他、 エニグマ変奏曲、くるみ割り人形、ブランデンブルク協奏曲、ベートーヴェンの田園、モーツァルトのハフナー交響曲など、全4時間51分収録。 ※Apple Music での配信はございません。

ヴォーン・ウィリアムズの生誕150年、 親友でもあったボールトによる作品集、 1968-1969年録音。

【タワーレコード限定販売商品／SACDハイブリッド盤】 ヴォーン・ウィリアムズ生誕150年記念。原点と言える存在、ボールトが旧EMIに残したバイブル的な交響曲全集を、満を持して高音質化!新規で本国アナログ・マスターテープより復刻。新規解説付。世界初SACDハイブリッド化! シリアル・ナンバー付、800セット限定

ベートーヴェン生誕250年記念デジタル発売。ヴァイオリン両翼配置も効果的な、ボールトの広々とした美しい演奏として有名な『田園』。1977年録音。

ボールト指揮の、1978年録音の『惑星』がアナログLP盤で限定復刻