Alec Benjaminアレック・ベンジャミン

Profile

アレック・ベンジャミン。彼は自分を単なる「ナレーター」と呼ぶ。
エミネム、ポール・サイモン、シチズン・コープに感銘を受けたソングライター、アレックは、シネマチックなLo-fiサウンドで、ネット上で話題を呼び、18歳という若さで大手レーベルと契約を結んだ。しかし、その喜びも束の間、―枚目のアルバムを出した翌日、所属レーベルから契約解除を宣告された。そんな逆境にもめげず、彼は自らヨーロッパ・ツアーの公演予定を抑え、2016年5月ヨーロッパツアーを成功させた。

彼はショーン・メンデスやトロイ・シヴァンのコンサート会場の外で、公演を待つファンたちのために「パーキング・ロット・ショーズ」と称したパフォーマンスを披露し、将来大物アーティストになるべき自分の無名時代に触れた人たちへという言葉と共に名刺を渡したという。

その忍耐力と努力で、およそ半年で165回演奏を達成、2017年には、「アイ・ビルト・ア・フレンド」でネット上で更なる大ヒットを果たし約400万のSpotifyストリームを記録、全米放送の大人気番組“アメリカズ・ゴット・タレント”で流れたことにより数百万人の視聴者の耳へ届いた。彼のキャリアは唯一無二のものであり、これはほんの始まりにすぎないだろう


アレック本人によるアルバム『These Two Windows』についてのコメント: 

こんにちは。
アレック・ベンジャミンです。
ミックステープ『Narrated For You』をリリースしてから、この2年でたくさんの新しい景色を見てきたよ。

そうそう、素晴らしいこと起こったんだ、北アメリカ、ヨーロッパ、アジアでツアーをしたけど僕の喋る中国語が通じて嬉しかった!ツアー中は、Leonard Cohenについてのネット記事や彼の詩をたくさん読んで過ごしたよ。テレビ番組に出演することだってできた。僕の大好きなJohn Mayerが僕の音楽を聴いてくれたし、Joe Roganも僕をフォローしてくれてすごく嬉しかった。

大人になって来たと実感することも多かった。祖父母を亡くし、 何人かの親しい家族が病気になったりもした。結婚して家族も持った友人もいたし、この2年の間に起こった様々なことを見てきた。色んな国々で曲を書いて来たし、物語を人に語るよりも自分自身を見つめなおすことに注力した。自分の頭の中でどう感じているかを考え、それを曲に起こしてきた。だから、僕が最近何を思っているかを言葉で語るよりも、曲を聴いてもらった方が理解できると思う。

もちろん、ストレスもプレッシャーもあったけど、僕の音楽を聴いてくれるようになったJohn Mayerを悲しませてはいけないと思い頑張ったんだ。諦めることを考えたことだってあったけど、今思えば辞めずに続けてきて良かったよ。

こんな色んな感情や想いをアルバム『These Two Windows』に込められたと思う。
僕はまだ自分が一体何者なのかを理解する旅の途中だけど、その過程すら楽しんでいるよ。だから僕の音楽を聴いてくれる皆も同じような気持ちで僕の曲を楽しんでくれると嬉しいな。

敬具 アレック・ベンジャミン

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