Alexandre Tharaudアレクサンドル・タロー

Profile

1968年生まれ。パリ国立高等音楽院卒業。
1989年、ミュンヘン国際コンクールにおいて第2位を獲得し、以後国際的な演奏活動を展開している。

現代フランスを代表するピアニストの1人で、特に優れたCD録音に注目が集まっている。近年ではハルモニア・ムンディやエラート(旧ヴァージン・クラシックス)のアーティストとして、ラヴェル、クープラン、ショパン、サティ、J.S.バッハなどの作品の録音を行い、ディアパソン、フォノ・フォルム、クラシカ、モンド・ドゥ・ラ・ミュジクといったヨーロッパの主要音楽誌上で絶賛を博している。リサイタル・ピアニストとして各地のオーケストラとの共演やフェスティバルへの出演はもちろん、若手作曲家への委嘱による「ラモーへのオマージュ」、「クープランへのオマージュ」、1日を通してサティの作品を演奏する「ジュルネ・サティ」など、意欲的なプログラムで常に注目を集めている。日本でも2007年1月に行った東京公演で、ラモーとクープランのプログラムを組んで、聴衆や評論家の賞賛を受けている。

また、ソロ・ピアニストとしてだけでなく、チェリストのジャン=ギアン・ケラスとのデュオでコンサートやレコーディングなどを行い、2008年には来日コンサートも実施している。

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