2022年アルフレッド・コルトー没60年を記念して、 2012年にリリースされたAnniversary Editionが待望の再発売

20世紀前半の代表するフランスの大ピアニスト、コルトーの得意としたシューマン作品。「子供の情景」「クライスレリアーナ」「交響的練習曲」「謝肉祭」「ピアノ協奏曲」などを収録。82トラック／2時間26分収録

アルフレッド・コルトー、ジャック・ティボー、パブロ・カザルスのトリオはレジェンダリーな音楽的な共同活動で、成熟した芸術的理解の最も優れた好例であり、1906年の結成から1934年の最後の公演まで室内楽の普及に重要な貢献を成した。彼らの遺産はHMVに録音され、本コレクションは偉大な室内楽作品（ベートーヴェン、シューベルト、フランク、ハイドンなど）のスタジオ録音がまとめられている。1926-1931年録音。 最良のオリジナル・マスターを使用し、2012年にART & SON STUDIOによるリマスター音源使用 ４４トラック／５時間３６分収録

コルトーはベートーヴェン演奏の大家で早くからソナタや協奏曲をレパートリーとしていたが録音は少なく貴重です。彼が創設したエコール・ド・ムジークにおいて収録された晩年のベートーヴェン作品と、シューベルト作品（「万霊節のための連禱」のトランスクリプションなど）、ウェーバー：ピアノ・ソナタ第2番のコレクション。1937-1959年録音。

大戦以前に活躍した現代ピアノ演奏の確立者であり最も重要な演奏者と評価されるコルトーのショパン作品集。ワルツ全曲、前奏曲全曲、ソナタ第2番、さらにマズルカ、練習曲など、1943-1957年録音。 56トラック／2時間25分収録

19世紀のロマンティックな演奏の伝統を汲み、独特のテンポの揺らぎ、歌い廻しが多用された、個性溢れる巨匠の記録です。現代の演奏とは大いに異なり、自由奔放で感情の赴くままに音楽は進みますが、細部の多彩なニュアンス、極め尽くされたスタイルの深さはこの時代ならではのものです。2012年リマスター。

ショパン演奏の頂点と言われてきた20世紀の名演・名盤。当時のショパンの面影が残るような最高に洒落た演奏。

濃く豊かなニュアンス、深く大きな呼吸。真に歴史的なショパン演奏。