ラローチャ（1923-2009）はスペインの代表的ピアニスト。とりわけアルベニスとグラナドスの演奏では最高の評価を持つ。50年代から60年代にかけて「イスパボックス」に収録されたスペインのソロ・ピアノ作品を中心に編成された8CD。

2023年のラローチャとデ・ロス・アンヘレス　生誕100周年（5月23日）記念発売　 ラローチャと並んで20世紀のスペインを代表するソプラノで友人でもあるデ・ロス・アンヘレスとのニューヨーク、ハンター・カレッジでのライヴ。二人の絶頂期でのファリャ、グラナドス、そしてサルスエラ作品、1971年録音。

2023年のラローチャ生誕100周年（5月23日）記念発売 「イベリア」はラローチャの愛奏曲で、このスペインのピアノ作品の頂点をしばしば演奏、録音している。1962年イスパボックスへの収録は匹敵するものがまれな充実した録音。1961-1992年録音。 32トラック／２時間５１分収録

ラローチャが、イスパボックスとEMIスペインに録音し、生涯を捧げたスペイン音楽作品。カタロニアに生を受けたラローチャは同郷のグラナドスに早くから惹きつけられ収録した「ゴイェスカス」を初めとする作品集、1962-1966年録音。

バルセロナ交響楽団との共演によるカタロニアの作曲家モンサルバーチェのストラヴィンスキーやフランス現代音楽の影響がみられる「コンチェルト・ブレーヴェ（短い協奏曲）」、アンダルシアの作曲家、トゥリーナの作品、ファリャの「はかなき人生」「恋は魔術師」「三角帽子」からの舞曲のピアノ版も収録、1965-1992年録音。

5月23日の生誕100年を迎えるデ・ラローチャのディスコグラフィ・シリーズ スペインの20世紀を代表する器楽奏者としてスペイン系の作品をイスパボックス・レーベルに録音した。ソレールのソナタ8曲を収録した1966年録音。