Antonio Pappanoアントニオ・パッパーノ
Discography
Britten:War Rrequiem / ブリテン:戦争レクイエム<SACD(ハイブリッド盤)>
Britten:War Rrequiem / ブリテン:戦争レクイエム<SACD(ハイブリッド盤)>
2013.12.04 発売¥3,300(税込)/WPCS-12627
- アントニオ・パッパーノ(指揮)
- サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団、ヴォーチ・ビアンケ
- アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
- イアン・ボストリッジ(テナー)
- トーマス・ハンプソン(バリトン)
M-1 戦争レクイエム、作品66、I 永遠の休息を:永遠の休息を彼らに与え給え(合唱)-汝には賛美がふさわしい(少年合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-2 戦争レクイエム、作品66、I 永遠の休息を:畜生のように死ぬ者達に(テノール)-主よ憐み給え(合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-3 戦争レクイエム、作品66、II 怒りの日:怒りの日、その日こそ(合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-4 戦争レクイエム、作品66、II 怒りの日:ラッパは歌った(バリトン)
ベンジャミン・ブリテン
M-5 戦争レクイエム、作品66、II 怒りの日:命の言が開かれよう(ソプラノ&合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-6 戦争レクイエム、作品66、II 怒りの日:そのあたりを、僕らはとても仲良く死神に向かって(テノール&バリトン)
ベンジャミン・ブリテン
M-7 戦争レクイエム、作品66、II 怒りの日:忘れ給うな、愛しきイエスよ(合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-8 戦争レクイエム、作品66、II 怒りの日:審かれし者の追いやられ(合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-9 戦争レクイエム、作品66、II 怒りの日:ゆっくりと持ち上げよ(バリトン)-怒りの日、その日こそ(合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-10 戦争レクイエム、作品66、II 怒りの日:涙の日、その日に(合唱&ソプラノ)ー彼を陽のあたる中に動かしなさい(テノール)-愛しき主イエスよ(合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-11 戦争レクイエム、作品66、III 奉献唱:主イエス・キリスト
ベンジャミン・ブリテン
M-12 戦争レクイエム、作品66、III 奉献唱:そは、かつてアブラハムと(合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-13 戦争レクイエム、作品66、III 奉献唱:イサクとアブラム(テノール&バリトン)-賛美のうちに、主よ(少年合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-14 戦争レクイエム、作品66、III 奉献唱:そは、かつてアブラハムと(合唱)
ベンジャミン・ブリテン
M-15 戦争レクイエム、作品66、IV 聖なるかな:聖なるかな
ベンジャミン・ブリテン
M-16 戦争レクイエム、作品66、IV 聖なるかな:東方からの一瞬の閃光のあと(バリトン)
ベンジャミン・ブリテン
M-17 戦争レクイエム、作品66、V 神の子羊:神の子羊(合唱) かの人はそれから(合唱&テノール)
ベンジャミン・ブリテン
M-18 戦争レクイエム、作品66、VI 我を解き放ち給え:我を解き放ち給え(合唱&ソプラノ)-怒りの日(リプライズ)
ベンジャミン・ブリテン
M-19 戦争レクイエム、作品66、VI 我を解き放ち給え:僕は戦いから抜け出したようだった…
ベンジャミン・ブリテン
M-20 戦争レクイエム、作品66、VI 我を解き放ち給え:「そう、なにりもない」と誰かが言った(テノール&バリトン)
ベンジャミン・ブリテン
M-21 戦争レクイエム、作品66、VI 我を解き放ち給え:眠ろうよ、もう(テノール&バリトン)/楽園へ(全員)
ベンジャミン・ブリテン
作品について
「戦争レクイエム」はベンジャミン・ブリテンが作曲したレクイエム(死者のためのミサ曲)で、ブリテンの代表作の筆頭に上げられる。第2次世界大戦でドイツ空軍の空爆により破壊された、英国ウォリックシャーのコヴェントリーにある聖マイケル教会に再建された大聖堂の献堂式に合わせて教会の委嘱により作曲された。この空爆はその後「空爆で破壊する」という意味を持つcoventrateという新しい動詞を生み出すほど有名なもので、イギリス国民にとって第2次世界大戦を象徴する悲惨な体験となっているといわれる。ブリテンは他の作曲を中断して1961年の後半取り組み、12月に完成させ、1962年5月30日の献堂式で初演された。スコアの冒頭には、詩人ウィルフレッド・オーウェンの一節が記されている。徹底的な平和主義者であり、第2次世界大戦時は兵役を拒否してアメリカに滞在、英国帰国後も、王室から「サー」の称号を受けなかった唯一の著名作曲家となったブリテンの戦争に対する思いが込められ、20世紀を代表する傑作とされている。編成は管弦楽、室内楽、混声4部合唱、児童合唱、ソプラノ、テノール、バリトンという大規模なもの。