Aretha Franklinアレサ・フランクリン
Discography
This Christmas Aretha / クリスマス・アレサ
This Christmas Aretha / クリスマス・アレサ
2009.11.11 発売¥2,703(税込)/WPCR-13720
アレサはこのアルバムについて、次の様に語っている
「『クリスマス・アルバムは売れないよ』と言われたの。でも何でもお金じゃないでしょ。私にとってクリスマスは、キリストの誕生ということに加えてとても重要な意味を持つことなの」
2008年に発表されたこのアルバムには、11ものトラディショナルなクリスマス・ソングが収録されアレサ自身が3曲をプロデュース、そして「きよしこの夜」「14エンジェルズ」では、彼女自身の素晴らしいピアノまで披露されている。
プロデュースは、ナタリー・コール、パティ・ラヴェル、ディオンヌ・ワーウィックなども手がけた、テナ・クラークが担当し、ドラムのリッキー・ローソン、ベースのネイザン・イーストなどLAのトップクラスのミュージシャンが集められたアルバムである。
これは、素晴らしいアルバムというだけでなく、アレサの家族も参加した作品で、アレサの息子であり、歌手のエディとギタリストのテディーも参加している。
M-1 Angels We Have Heard On High (Album Version) / エンジェルズ・ウィ・ハヴ・ハード・オン・ハイ(荒野の果てに)
M-2 This Christmas (Album Version) / ディス・クリスマス
M-3 My Grown-Up Christmas List (Album Version) / マイ・グロウン・アップ・クリスマス・リスト
M-4 The Lord Will Make A Way (Album Version) / ザ・ロード・ウィル・メイク・ア・ウェイ
M-5 Silent Night (Album Version) / きよしこの夜
M-6 Ave Maria (Album Version) / アヴェ・マリア
M-7 Christmas Ain't Christmas [Without The One You Love] (Album Version) / クリスマス・エイント・クリスマス
M-8 14 Angels (Album Version) / 14エンジェルズ
M-9 One Night With The King (Album Version) / ワン・ナイト・ウィズ・ザ・キング
M-10 Hark! The Herald Angels Sing (Album Version) / ザ・ヘラルド・エンジェルズ・シング(天には栄え)
M-11 'Twas The Night Before Christmas (Album Version) / イット・ワズ・ザ・ナイト・ビフォー・クリスマス
20世紀を代表するソウル・ミュージックのスーパー・アイコン。
唯一無二の歌声はまさに世界遺産。
アレサは1942年メンフィスに生まれる。
父C. L. フランクリンは全米に知られた裕福なバプテスト牧師でアレサは9歳のときに父の聖歌隊に入り、12歳でソロ歌手となり、56年14歳でレコード・デビューを果たす。
60年アレサはゴスペルをベースにポップ歌手として成功したサッム・クックのあとを追いコロンビア・レコード(現ソニー・レコード)と契約した。
コロンビアでの6年間アレサは確固たるディレクションのないままさまざまなマーケットとのために多様な音楽形態のレコードを作り有り余る才能を浪費した。
1966年11月、アレサの生来の異能に確信を持っていたアトランティック・レコードのプロデューサー、ジェリー・ウェクスラーはアレサをアトランテイックに迎え、アラバマ州マッスル・ショールズ・スタジオに連れて行き無駄のないシンプルな演奏で、感じるがままに歌わせた。
アレサは長い間自身の中でくすぶっていた感情を吐き出し、それは黒人マーケットのみならず、ロック世代の白人層に鋭くアピールした。
その後アレサは「リスペクト」、「ナチュラル・ウーマン」、「チェインズ・オブ・フールズ」、「シンク」などヒットを連発、いつしか「クイーン・オブ・ソウル」と呼ばれるようになっていた。
アレサは1980年にアリスタに移るまで14年間アトランティックに在籍し数多くの優れたレコードを残した。
8年連続の最優秀女R&Bヴォーカル・パフォーマンス賞を含む18ものグラミー賞を受賞するなど、比類のない活躍は、多くのアーティストに影響も与えている。