ツェムリンスキーの作品中最も有名な「叙情交響曲」はマーラー「大地の歌」を髣髴とさせるタゴールの愛の詩作品に触発された管弦楽歌曲の連作作品。ツェムリンスキーの優れたエキスパート、アルミン・ジョルダンの指揮による収録で、コルネリア・カリッシュ（メゾ・ソプラノ）によるメーテルランクの象徴詩による歌曲との組み合わせ、1995年録音。

キャプレ編による「おもちゃ箱」は、上演100年となるのが2021年2月17日。当時ディアギレフ主宰のロシア・バレエの対抗馬であったフォーキンの前衛的な上演は大成功を収めた。ラヴェルやアンセルメの編曲による「古代の墓碑銘」や「サラバンド」との組み合わせによる1981年録音。

フローレンツは20世紀後半におけるフランスの作曲家としてそのオリジナリティが評価されています。「マニフィカト」は、40年前に初演された三連祭壇画「ロザリオの秘密」に捧げらた作品。アルミン・ジョルダン指揮で1980年12月に初演。オルガン曲「賞賛」も初演者ブルシェによる録音。1987年録音。