Ava Maxエイバ・マックス

Profile

照明が落ちたら、自制心が消え去る。ダンスフロアは、動き、歌い、叫び、微笑み、そしてどんな感情も表現できる無制限の自由を解き放つ。エイバ・マックスは、自身の音楽を通して、同じように力を与える自由を発散し、奨励する。アルバニア系アメリカ人1世で、ロサンゼルスを拠点とし、マルチプラチナチャートを獲得したポップシンガー、ソングライター、そしてプロデューサーである彼女は、揺るぎない自信を持ち、あらゆる要素をコントロールしながら妥協せずに自分の直感に従ってビジョンを導いている。彼女は自分が何を望んでいるかを知り、それを自分の言葉で実現している。その結果、何十億回ものストリーミング数、マルチプラチナム認定の数々、数え切れないほどのソールドアウトを記録したショー、ビルボードホット100チャートでの成功によって、ポップ界の大物として静かに台頭してきたのである。

2枚目のフルアルバム『Diamonds & Dancefloors』では、自分の運命を握り、これまで以上に輝きを増すエイバ。「ダイヤモンドは人間関係を表し、ダンスフロアは手放し、自由になることを表しているわ。」と彼女は言う。「ダンスミュージックを作りたかったけど、超ハッピーな音楽にはできなかった。その代わり、私の弱い部分を出してる。今まで曲の中で自分の私生活を話したことはなかったけど、今は話すわ。このアルバムは基本的にダンスフロアでのハートブレイクを表してる。」

無表情な態度、カミソリのように鋭いソングライティング、そして彼女の声と同じくらい目を引くファッションで、エイバは常に自分の道を切り開いてきた。2018年、彼女は 「Sweet But Psycho」でポップカルチャーの最前線に躍り出た。同曲は4回プラチナ認定を獲得し、Hot 100で3週間トップ10に入り、20カ国以上で1位を獲得。ブラジル、フランス、ポーランドではダイヤモンド認定を獲得し、他の15地域でマルチプラチナを獲得している。2020年のプラチナ認定を受けたデビュー作『Heaven & Hell』では、ダブル・プラチナの 「Kings & Queens」、プラチナ認定の 「So Am I」、ゴールド認定の 「Salt」 などを収録。デヴィッド・ゲッタ、アラン・ウォーカー、パブロ・アルボラン、ジェイソン・デルーロらとの大ヒットコラボレーションに加え、ゴールド認定を獲得したAJ・ミッチェルとの「Slow Dance」、トーマス・レトとケイン・ブラウンとはゴールド認定の 「On Me」、ティエストとは 「The Motto」 で共演を果たしている。後者はビルボードのダンス/エレクトロニック・ソング・チャートでトップ5にランクインしただけでなく、プラチナ認定も獲得。Forbesは彼女を2021年の「30 Under 30」に選出し、米VOGUE誌、米Rolling Stone誌、米Vanity Fair誌、米Billboard誌、米PAPER誌などからも喝采を浴びている。その後MTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでは「ベスト・プッシュ・アーティスト」を受賞。また、CBSのレイト・レイト・ショー ウィズ ジェームズ・コーデン、NBCのTODAY、ABCのジミー・キンメル・ライブ!、グッドモーニング・アメリカなど、多くの番組で大観衆を魅了していた。

そして2022年の間に、彼女は2枚目のLPとなるものを組み立てた。自宅のスタジオで全14曲を共同作曲し、長年のコラボレーターであるカークートと共に共同エグゼクティブ・プロデューサーを務めている。

その過程で、彼女は最近起きた2つの別れをフィルターなしで振り返ったが、他にも自身が大好きな場所へ思いを馳せている。

「パンデミックの間、私は楽しみ、動き、そしてダンスフロアで人々に会う機会を失ったの。」と彼女は言う。「16歳のときからバージニアやサウスカロライナでクラブに通っていたわ。お酒を飲むのが目的じゃなくて、偽のIDを手に入れて一晩中踊っていたのよ。」

このエネルギーを利用して、彼女は「Maybe You're The Problem」のリリースでアルバムを発表し、何億回ものストリーミングを記録した。その後に発表された「Million Dollar Baby」は、広く批評家から絶賛されている。ハイパワーなシンセサイザーが脈打つこの曲は、彼女の催眠術のような高音域を使ったコーラスで盛り上がっていく。ニューヨーク・タイムズ紙は、この曲を「洗練された洗練されたポップソング」と評価し、「エイバ・マックスは、『Million Dollar Baby』では2000年と2004年を行き来するようにパーティーを楽しんでいる」と付け加える。

「自分が経験した全てのトラウマから自分を救うことについての曲よ」と明かすエイバ。「誰だって誰かに寄りかかりたいけど、自分の足で立つことが大切なの。」

「Turn Off The Lights」は、映画のようなホーンサウンドから、クラップ、滑らかなベースライン、そしてグリッチなリフレインに彩られた唸るようなビートへと変化していく。

「この曲はクラブで最高の自分を演出するための曲。」と彼女は語る。「とにかくワイルドに!」

ディスコキーが光る 「Ghost」では、R&Bの華やかさとハウスミュージックの煌びやかな陶酔感をバランスよく表現。この曲は、「Everywhere I go I'm haunted by your ghost」というリフレインで最高潮を迎える。

「私はマライア・キャリーとR&Bを聴いて育ったわ」と、彼女は言う。「Ghost」のためにそれらの要素を追求した。どこに行っても元彼がゴーストのように見える。私は何もかもに疑問を抱いていて、彼がいつも私の心の中に現れていた。別れた後の普遍的な感覚なんだ。」

その他、「Weapons」は、彼女が言うところの「お馴染みのエイバ・マックスを想起させる。一方、「Last Night On Earth」は、終末世界を背景にした熱烈なロマンスを、みずみずしいポップなストロークで鮮やかに描き出している。「バンジージャンプでも、星空の下で一緒にいても、地球で最後の夜のように好きなことをしよう。どんな障害物にも邪魔されない。私にはとてもロマンチックよ。」

アルバムを締める 「Dancing's Done 」は、これまでで最もダイナミックなボーカルパフォーマンスで、「あなたの暗い誘惑に負けたくない 」という告白でクライマックスを迎える。同時に、ワイドスクリーン対応のミュージックビデオが、彼女が育ったミレニアム世代のポップスを嬉々として思い起こさせる。

「こんな歌詞のセクシーな曲は初めてよ」と彼女は言う。 「超楽しかったわ。」

最終的に、エイバはダンスフロアとその先を支配する。

「私は私が誰であるかを学んでるの。」と彼女は言い残す。「自分だと思っていたものをすべて取り除いて、自分自身を再定義してる。私は一人の方が強いと分かったの。流れに身を任せて、今を生きていてもいいんだと気づいた。このアルバムを聴いて、全てを手放し、前に進み、ボス・ビッチのような力を感じてもらえたら嬉しいわ。」

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