現在ここ日本で迫力のライヴ・パフォーマンスを繰り広げている世界最高峰のベーシスト、アヴィシャイ・コーエンのニュー・アルバム『ALMAH』が来日に合わせ、輸入盤＆配信で発売となりました。

チック・コリアのベーシストも務めた彼の14枚目となるリーダー作となる本作、『ALMAH』でアヴィシャイは、自身にとって原初の音楽体験とも呼べるクラシックの作曲法、そしてハーモニーを取り入れ、ジャズとクラシックの見事な融合を見せています。因みに「ALMAH」はアヴィシャイの娘の名だそう。

今作でアヴィシャイは、核となるダブル・ベース、ピアノ（ニタイ・ハーシュコヴィッツ）、そしてドラム（オフリ・ネヘミヤ）とのトリオを中心に、ヴァイオリンにヴィオラなどのストリングスを加え、よりダークさと深みのあるサウンドを実現しています。

「クラシックとジャズの強い存在感を私は常に感じていた。曲自体への愛を一方で抱きながら、私は、そのクレバーだろうが、またポピュラーだろうが、全てを忘れてその場で即興を行うという、
あのワイルドな衝動と抑えがたい欲望をもう一方で抱いていた。 今作『ALMAH』では、それぞれ制約や限界がありながらも、その二つの世界が一緒になることによって、結果的により大きなものを引き出すことができた」アヴィシャイ本人がこう語る、ジャズとクラシックの新たなる十字路、『ALMAH』輸入盤＆配信で発売中です。国内盤はボーナストラックを収録して3月12日発売です。

アルバムの最後を飾るのはこのナンバー「Kumi」。こちらからお聴きください♪

http://youtu.be/ITDWjdDfQYk