1979年、アメリカのニューオリンズ生まれ。19歳で初舞台を踏み、2000年にはメトロポリタン歌劇場のナショナル・カウンシル・オーディションで、最年少での参加ながらファイナリストとなって注目を浴びた。地元のロヨラ大学を卒業後、フィラデルフィアの声楽アカデミーでビル・シューマンに師事。ニューオリンズ歌劇場で活躍後、2007年にはウェックスフォード・オペラ・フェスティバル（アイルランド）でヨーロッパ・デビュー。さらに2010年にはコヴェント・ガーデン、ミラノ・スカラ座で立て続けにデビューを飾り、メトロポリタン歌劇場へも2012年にデビューした。2012年にビヴァリー・シルズ・アーティスト賞を、2013年にイギリスのローレンス・オリヴィエ賞を受賞。オペラの他、コンサート歌手としての出演も多い。メトロポリタン歌劇場でのデビューで評判を取ったベルリオーズの《トロイアの人々》（エネ役）を筆頭に、フランスのグランド・オペラを得意とする。