ビュシュラ・カイクチャ / Büşra Kayıkçı

ビュシュラ・カイクチャ / Büşra Kayıkçı
ビヨンド・ウォールズ - イスタンブール / Beyond Walls - Istanbul
2026.09.18 配信/5026854203881
建築家でありピアニストのビュシュラ・カイクチュが描く、イスタンブールの時空を巡る音の旅。ピアノと現地音の重なりが歴史的建造物と対話 sister、ダイナミックな都市の美と記憶を鮮やかに奏でるEPアルバム
トルコのピアニスト兼インテリア建築家であるビュシュラ・カイクチャ(Büşra Kayıkçı)のEP『Beyond Walls – Istanbul』は、彼女の故郷イスタンブールの5つの歴史的建造物と「音楽的対話」を試みた作品です。アコースティックピアノのメロディに電子音のレイヤー、そして各現地で録音したフィールドレコーディングを融合させ、視覚美だけでなく建物の歴史や空気感、感情を空間的な音響として描き出しています。
5つの対象建築と楽曲のアプローチ
シルケジ地区(旧オリエント急行終着駅・郵便局): 遠くで鳴るオルゴールのようなピアノと旧テクノロジーの音で、天井の高いホールやラジオ放送局としての歴史を表現。
グランドバザール(カパルチャルシュ): 迷宮のような市場の混雑と幼少期の思い出をエネルギッシュなリズムで捉え、曲末では絶景が広がる静かな屋上への転換を描く。
アティク・ヴァリデ複合施設: 16世紀に建造された避難所・人道施設としての重みと安全性を、瞑想的かつ地に足の着いた神秘的な音環境で再現。
タンピナル博物館: 馬の蹄を思わせるピアノモチーフ(オットマン時代のパレード)と、ペンや本をめくる電子音(現代の文学博物館)で、歴史の二面性を対比。
旧オットマン銀行(現 SALT Galata): 重厚な電子音で銀行時代の暗闇や秘密を、伸びやかなピアノで現在の学術・アート空間としての光と解放感を表現。
建築家としての視点と都市での記憶を融合させた本作は、音を通じて時空と空間を旅する体験を聴衆に提供します。