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Magnificat / マニフィカト【輸入盤】

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Magnificat / マニフィカト【輸入盤】

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  • 輸入盤

2019.02.22 発売5419.771902

 聖書ではイエスの生誕をめぐる物語は意外と少なく、新約「ルカによる福音書」第1章にしかありません。そこでは、マリアが大天使ガブリエルから受胎を告げられたあと、高齢ながら洗礼者ヨハネを宿していた親類のエリザベトを訪ねたとき、祝福されたのにこたえて口にした賛歌が、「マニフィカト・アエマ・メア・ドミヌム(わたしの魂は主をあがめます)」とはじまるマリアが神をたたえた歌「マリアの賛歌」です。全部で12節からなっており、過去にも思いをいたしつつ、十代の少女が胸をはずませて喜び誇るようすが伝わってくるような内容で、音画法を誘うような表現や対句も見られます。
 マニフィカトがポリフォニーで作曲されるようになったのは、おもに15世紀初頭からで、即興的に対旋律をつけたり和声化していたものが、このころから記譜されるようになり,ダンスタブル、デュファイ、バンショワ、ビュノワらの作品が手写本として残されています。その後教会礼拝用の優れた合唱作品へと変わり、19世紀になると演奏会用の作品も作曲されるようになります。
 このセットでは、イタリア後期ルネサンス音楽の作曲家ルカ・マレンツィオから、ペルトなどの現代までの「マニフィカト」が収録されたもので、様々な時代の音楽様式を確認できるものとなっています。J.S.バッハの「マニフィカト」は、1723年に4曲の挿入曲が入った変ホ長調クリスマス版、その後現在よく演奏されるニ長調の改訂版の両全曲版も収録。
 
【収録曲/演奏】
《CD1》
1) J.S.バッハ(1685-1750):マニフィカト 変ホ長調 BWV.243a(クリスマス版)
2) アントニオ・カルダーラ(1671-1736):マニフィカト ハ長調
  [演奏]ヘルマン・マックス(指揮)ライニッシェ・カントライ、ダス・クライネ・コンツェルト、
《CD2》
1) ヨハン・クーナウ(1660-1722):マニフィカト ハ長調
(ヨハン・シェッレ(1646-1701?)によるクリスマス版)
2) ヨハン・クーナウ(1660-1722):マニフィカト ニ長調
  [演奏]ヘルマン・マックス(指揮)ライニッシェ・カントライ、ダス・クライネ・コンツェルト、
《CD3》
1) ルカ・マレンツィオ(1553/4–1599):マニフィカト
  [演奏]スティーヴン・クレオバリー(指揮)ケンブリッジ・キングズカレッジ合唱団、
2) クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):マニフィカト(「聖母マリアの夕べの祈り」より)
  [演奏]アンドルー・パロット(指揮)タヴァナー・コンソート&プレイヤーズ、
3) ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):我が魂は主をあがめ SWV.494(「ドイツ語マニフィカト」より)、
  [演奏]ハインツ・ヘニッヒ(指揮)ハノーファー少年合唱団、
ヒリヤード・アンサンブル、ロンドン。バロック、
4) J.S.バッハ(1685-1750):マニフィカト ニ長調 BWV.243
  [演奏]ルチア・ポップ(ソプラノ)、アン・パシュリー(ソプラノ)、
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ロバート・ティアー(テノール)、
トマス・ヘムズリー(バリトン)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団&合唱団、
ダニエル・バレンボイム(指揮)、
5) フランツ・シューベルト(1797-1828):マニフィカト ハ長調 D.486
  [演奏]ルチア・ポップ(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(コントラルト)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
      アドルフ・ダッラポッツァ(テノール)、ニュー・フィルハーモニア合唱団、
      バイエルン放送交響楽団&合唱団、
      ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、
《CD4》
1) レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):マニフィカト
  [演奏]ヘレン・ワッツ(コントラルト)、アンブロジアン・シンガーズ女声合唱団、
オーケストラ・ノヴァ・オヴ・ロンドン、メレディス・デイヴィス(指揮)、
2) クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):マニフィカト、
  [演奏]クラクフ・フィルハーモニー合唱団ソロイスツ&少年合唱団、
      クラクフ・ポーランド放送合唱団、ポーランド国立放送交響楽団、
      クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)、
3) アルヴォ・ペルト(1935-):マニフィカト、
4) ジョン・タヴナー(1944-2013):マニフィカト、
  [演奏]スティーヴン・クレオバリー(指揮)ケンブリッジ・キングズカレッジ合唱団、
 

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