2025年1月30日は、ボリス・ブラッハーの没後50周年を迎えます。ブラッハーは控えめながらもドイツ現代主義に多大な影響を与えた人物であり、ナチスによって「退廃的」と見なされた彼の音楽は、無調でありながら洗練され、理解しやすい独自の表現方法を確立しました。彼は非常に尊敬される教育者でもあり、2024年３月に亡くなったアリベルト・ライマンをはじめとする多くの優れた音楽家を育てました。現代音楽に捧げられた録音の中でブラッハーへのオマージュを捧げています。

シェーンベルク生誕150年記念のデジタル化発売 今や伝説的な存在のフィッシャー＝ディースカウの歌唱による歌曲作品集は、ピアノ伴奏での歌曲作品全般に及び、初期の後期ロマン派の影響下にある作品から、出版は後年になってからではあるが1933年作曲で12音技法による作品48にまで及ぶ。現在でも取り上げられる機会の少ない作品も数多い。1983年録音。

フィッシャー=ディースカウのペーター・コルネリウス作品の録音から、「クリスマス歌曲」をセレクト。「聖なる三博士」の合唱版が知られるコルネリウスの珍しい歌曲集。1966-1969年録音。