本作はバート・バカラック＝ハル・デイヴィッド・コンビ・プロデュースによる63年発表のディオンヌ・ワーウィックのデビューアルバム。 ディズニーの名曲「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」や「涙でさようなら（Make It Easy On Yourself）」などを収録。1963年作品。

本作は有名なタイトル曲「エニイワン・フー・ハド・ア・ハート」（R＆Bシングル・チャート最高位8位）をフィーチャアした彼女の最初のR＆Bアルバム・チャート・トップ10アルバム。 ファースト・アルバムにも収録されていた「ドント・メイク・ミー・オーヴァー」（R＆Bシングル・チャート最高位5位）を再収録。 1963年作品。

このアルバムは全米ナショナル・シングル・・チャート6位、R＆Bシングル・チャート1位の「ウォーク・オン・バイ」、同じく20位、1位の「リーチ・アウト・フォー・ミー」をフィーチャアし、ナショナル・チャート68位、R＆Bチャート10位を記録。 さらに1970年にカーペンターズにより大ヒットを記録しグラミー賞を受賞する「遥かなる影」の最初期のレコーディングも収録している。1964年作品。

このアルバムはナショナル・シングル・チャート62位、R＆Bシングル・チャート36位の「フー・キャン・アイ・ターン・トゥ」、ナショナル・チャート72位の「ユー・キャン・ハヴ・ヒム」、ザ・ライチャス・ブラザーズ「アンチェインド・メロディ」のカヴァーも収録。1965年作品。

このアルバムのリード・シングルの「ヒア・アイ・アム」は1965年の映画「何かいいことないか子猫チャン」にフィーチュアされている。「イフ・アイ・エヴァー・メイク・ユー・クライ」と「ジス・リトル・ライト」にはディオンヌの弾くピアノがフィーチュアされている。1966年作品。

フランスの大人気スター、サッシャ・ディステルの共演者としてフランスはパリのオリンピア劇場に5週間出演していた際に録音されたアルバム。全米ナショナル・シングル・チャート8位に輝く「メッセージ・トゥ・マイケル」や「ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム」、「ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン」のフランス語ヴァージョンも収録。1966年作品。

ディオンヌのセプター・レコード6枚目のスタジオ・アルバム。ニューヨーク、ベル・サウンド・スタジオ録音。

このアルバムに収録された楽曲は全てバカラック＝デイヴィッドが書いたものでは無い。（バカラック＝デイヴィッドの黄金コンビの楽曲は収録されていない）しかしながら全てのアレンジはバカラックが行い、プロデュースはバカラック＝デイヴィッドが行っている。その意味でセプター・レーベルのディオンヌのアルバムの中でもセプター色の出たアルバムと言える。1967年作品。

このアルバムはディオンヌの8枚目のスタジオ・アルバム。全米ナショナル・シングル・チャート32位の「世界の窓と窓」、同4位の「小さな祈り」、「オールウェイズ・サムシング・ゼア・トゥ・リマンド・ミー」などを収録。1967年作品。

ディオンヌ9枚目のスタジオ録音アルバムは彼女がミュージック・キャリアをスタートさせたゴスペル・アルバム。彼女がソロで歌っているのは最初の2曲だけで残りの曲はゴスペル・ヴヴォーカル・グループ、ドリンカーズ・シンガーズとの共演である。1968年作品。

このアルバムはディオンヌの10枚目のスタジオ録音アルバム。タイトル・トラックのリード・シングル「ザ・ヴァレー・オブ・ドールズ」は全米ナショナル・チャート第2位の大ヒット。同10位の「サンホセへの道」、フィフス・ディメンションでヒットした「ビートでジャンプ」など収録。1968年作品。

ディオンヌ11枚目のスタジオ録音アルバム。 全米ナショナル・チャート19位を記録した「プロミセス・プロミセス」は、映画『アパートの鍵貸します』を原作とするミュージカル主題歌。脚本はニール・サイモンが担当し1968年にブロードウェイで初演されロング・ラン。1969年作品。