ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版)(SACDハイブリッド)
ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版)(SACDハイブリッド)
2024.10.09 発売¥3,300(税込)/WPCS-13860
ブルックナー生誕200年記念SACDハイブリッド・シリーズ
ブルックナー生誕200年を記念し、ワーナークラシックスが誇るブルックナーの名盤をSACDハイブリッドにて発売!
※日本のマスタリング・エンジニアによるアナログ・マスターからのリマスターによるSACD化
※SACDハイブリッド
※グリーンレーベル仕様
【WPCS-13860 ヨーゼフ・カイルベルト/ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版)(SACDハイブリッド)】
ハンブルク・フィルとの強い信頼関係と絆から引き出された崇高なブルックナー。
<収録曲>
1 交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版) 第1楽章:荘重に、神秘的に
2 交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版) 第2楽章:スケルツォ.軽く、快活に~トリオ.急速に
3 交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版) 第3楽章:アダージョ.遅く、荘重に
[演奏]
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
[録音]
Recorded: October 31, - Noveber 3, 1956 , Hamburg
2024年、本国のアナログマスターから新規でリマスターしSACD化。
SACD層、CD層別々にマスタリング
リマスタリング:藤田厚生
※この音源は、オリジナル・マスターテープに起因するノイズ等があります。ご了承ください。
《新リマスターによるワーナーのブルックナーの名演の新発見》 音楽評論:西村祐
◆ブルックナー:第9番
カイルベルトのブルックナー録音は少なく、このたびリリースされるハンブルク・フィルとの9番とベルリン・フィルとの6番のセッション録音の他にはいくつかのライヴ盤が知られるくらいである。以前から名盤として知られている1956年録音の第9番は、ハンブルク・フィル(現NDRエルプフィル)との共演。今回のリマスターでは響きそのものが豊かに、肉付きが良くなった。シルクのような光沢を持ち、しなやかでなめらか、それでいてわずかなざらつきのある弦の音色はまるでガット使用のよう。ヴィブラートが控えめなため全体の響きは非常に透明で軽さがあり、ポルタメントも横切るなど、まるで現代のピリオド楽器での録音にすら聴こえるほどだ。そこに管楽器の明晰な響きが重なり合って、特に第3楽章は静謐さから不協和音の叫び(あえて響きをぶつけている上にほとんどカットアウトのように断ち切られる)、柔らかなコーダまでの振幅が非常に大きくなった。
西村祐…音楽評論、フルート奏者。旧「レコード芸術」吹奏楽/管打楽器部門月評担当のほか、ハイレゾを含むオーディオや録音の批評や執筆も行っている。
※日本のマスタリング・エンジニアによるアナログ・マスターからのリマスターによるSACD化
※SACDハイブリッド
※グリーンレーベル仕様
【WPCS-13860 ヨーゼフ・カイルベルト/ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版)(SACDハイブリッド)】
ハンブルク・フィルとの強い信頼関係と絆から引き出された崇高なブルックナー。
<収録曲>
1 交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版) 第1楽章:荘重に、神秘的に
2 交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版) 第2楽章:スケルツォ.軽く、快活に~トリオ.急速に
3 交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版) 第3楽章:アダージョ.遅く、荘重に
[演奏]
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
[録音]
Recorded: October 31, - Noveber 3, 1956 , Hamburg
2024年、本国のアナログマスターから新規でリマスターしSACD化。
SACD層、CD層別々にマスタリング
リマスタリング:藤田厚生
※この音源は、オリジナル・マスターテープに起因するノイズ等があります。ご了承ください。
《新リマスターによるワーナーのブルックナーの名演の新発見》 音楽評論:西村祐
◆ブルックナー:第9番
カイルベルトのブルックナー録音は少なく、このたびリリースされるハンブルク・フィルとの9番とベルリン・フィルとの6番のセッション録音の他にはいくつかのライヴ盤が知られるくらいである。以前から名盤として知られている1956年録音の第9番は、ハンブルク・フィル(現NDRエルプフィル)との共演。今回のリマスターでは響きそのものが豊かに、肉付きが良くなった。シルクのような光沢を持ち、しなやかでなめらか、それでいてわずかなざらつきのある弦の音色はまるでガット使用のよう。ヴィブラートが控えめなため全体の響きは非常に透明で軽さがあり、ポルタメントも横切るなど、まるで現代のピリオド楽器での録音にすら聴こえるほどだ。そこに管楽器の明晰な響きが重なり合って、特に第3楽章は静謐さから不協和音の叫び(あえて響きをぶつけている上にほとんどカットアウトのように断ち切られる)、柔らかなコーダまでの振幅が非常に大きくなった。
西村祐…音楽評論、フルート奏者。旧「レコード芸術」吹奏楽/管打楽器部門月評担当のほか、ハイレゾを含むオーディオや録音の批評や執筆も行っている。