The Doorsドアーズ
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ドアーズ・ファンの間でその発表が待望視されていた、伝説のライヴ盤『ライヴ・アット・ザ・マトリックス』のオリジナル・マスター・テープの音源を収録した3枚組CD『コンプリート・ライヴ・アット・ザ・マトリックス、1967(SHM-CD)』が、9月8日世界同時発売!
2023.7.13
1967年3月サンフランシスコで行われたデビュー直後のドアーズの伝説的ライヴ。幻のオリジナル・マスター・テープの全貌がついに明らかになる!ドアーズ・ファンの間でその発表が待望視されていた、伝説のライヴ盤『ライヴ・アット・ザ・マトリックス』のオリジナル・マスター・テープを収録した3枚組CDが遂に発売!
2008年に2CDで発表された時は”孫コピー”(3rd generation tapes)を基に24曲が収録されていた。その後、オリジナル・マスター・テープ(1st generation recordings)が発見され、Record Store Day限定商品や、2017年に発表された『ハートに火をつけて(50thアニヴァーサリー・デラックス・ジャパニーズ・エディション)』に1967年3月7日のライヴが8曲のみ収録されていたが、今作には1967年3月7日と10日、2日間のライヴ音源が合計37曲収録されている。
2008年に2CDで発表された時は”孫コピー”(3rd generation tapes)を基に24曲が収録されていた。その後、オリジナル・マスター・テープ(1st generation recordings)が発見され、Record Store Day限定商品や、2017年に発表された『ハートに火をつけて(50thアニヴァーサリー・デラックス・ジャパニーズ・エディション)』に1967年3月7日のライヴが8曲のみ収録されていたが、今作には1967年3月7日と10日、2日間のライヴ音源が合計37曲収録されている。
●日本盤のみSHM-CD仕様
●ジョエル・セルヴィンによる英文ライナーノーツの完全翻訳
●歌詞対訳付
▼商品の予約はこちらから
https://warnermusicjapan.lnk.to/TDRS_latm1967OM
<以下海外発信のプレス・リリースより>
大きな成功の入り口にいながら、我々にその自覚はなかった(ジョン・デンズモア)
マトリックスというサンフランシスコの小さなクラブで客もまばらなショウを数本こなした1967年3月のドアーズは、スターダムまであと数か月というところにいた。やりたい放題のパフォーマンスは、ジェファソン・エアプレインの共同創設者、マーティ・バリンと共にこのピザ屋を改装したナイトクラブを所有していたピーター・エイブラムがいなければ儚く消えていただろう。熱心な録音者だったエイブラムはザ・マトリックスでのコンサートを定期的に録音し、1967年3月7~11日のドアーズのショウの彼による録音はこのバンドの最も逸話の多い海賊版のひとつを生み出した。ようやく、完全にエイブラムのオリジナル・マスター・レコーディングを起源とするご存じのマトリックスでのショウが、9月8日にリリースされることになった。
マトリックスでのショウの海賊盤はファンの間で前々から出回っていて、その大半は音質の劣るものだったが、にもかかわらず人気だった。マトリックスでのライヴから最初の2曲がThe Doors : Box Set に収録されて正式にリリースされた1997年には音も改善され始めた。2008年のLive at the Matrix 1967にも更に幾つかの演奏が収録されたが、残念ながら、この録音が元のテープではなくその孫コピー(3rd generation tapes)を起源としていたことがその直後に発覚した。
今回、エイブラムによるオリジナル録音源がドアーズの長年のエンジニア/ミキサーだったブルース・ボトニックの手で正式リリースに向けてリマスターされた。LIVE AT THE MATRIX 1967 : THE ORIGINAL MASTERSにはこの原盤を起源とする両公演から37曲を全て収録。2017年と2018年のレコードストアデイに限定リリースされた15曲は別として、過去のマトリックス作品には登場していない8曲をはじめ、新たにグレードアップしたライヴ音源のほとんどが今回のコレクションで初めて世に出ることになる。
ジム・モリスン、レイ・マンザレク、ロビー・クリーガー、ジョン・デンズモアによるこれら古き良きパフォーマンスの永続的な魅力を理解するのは容易だ。「ハートに火をつけて」がバンドを世界的な成功へと推し進めるわずか数か月前に録音されたテープには、「ブレーク・オン・スルー」、「ソウル・キッチン」、「ジ・エンド」など彼らのバンド名を冠したデビュー作からの数曲を含む幅広い楽曲を演奏するドアーズが捉えられている。彼らは他に、間もなく録音することになっていた2ndアルバム『まぼろしの世界』に入る予定だった曲の半数を披露し、その中には「月光のドライヴ」や「まぼろしの世界」の初期段階での演奏も含まれる。マトリックスでの5夜で15公演をこなしたことが、「キング・ビー」や「クローリング・キング・スネイク」を拡大解釈したカヴァーでブルース愛に浸る時間をバンドに与えてくれた。
コレクションのライナーノートにジョエル・セルヴィンはこう書いている。「若くて新鮮でやりたい放題の彼らは、翼を広げて飛び立とうとしていた。テープに残った演奏は生々しく、粗削りで大雑把なところもある。意識し過ぎず、ありのまま:これぞ純然たるドアーズだ」
<パーソネル>
ドアーズ:ジム・モリソン(vo)/ レイ・マンザレク(key)/ ロビー・クリーガー(g)/ ジョン・デンズモア(ds)
<ミニ・バイオ>
バンド名はウィリアム・ブレイクの詩の一説から取ったオルダウス・ハクスリー著の“知覚の扉”から命名。1967年1月、「ブレーク・オン・スルー」でデビュー。1stアルバム『ハートに火をつけて』は、瞬く間にゴールド・ディスクを獲得した。当時の象徴であるヒッピー思想に対抗するが如く、“死” “耽美”を連想させる音楽性と、ジムのカリスマ的なステージングは話題を呼ぶ。同年、2ndアルバム『まぼろしの世界』をリリース。68 年、大ヒット・シングル「ハロー・アイ・ラヴ・ユー」を収録した3rdアルバム『太陽を待ちながら』は彼ら初のNo.1アルバムとなる。この頃からジムは、ポップ・スター、セックス・シンボルという認識のギャップに耐えかね、アルコールとドラッグに溺れて行く。69年、4thアルバム『ソフト・パレード』を発表し、全米最高位6位を記録。翌年、5thアルバム『モリソン・ホテル』をリリース。そして71年オリジナル・メンバーでの最後のスタジオ・アルバムとなる6thアルバム『L.A.ウーマン』を発表後、ジムは妻パメラの待つパリへ渡るが、アパートのバスルームで心臓発作を起こし生涯の幕を閉じる。享年27歳。残されたメンバーはトリオとして、また新メンバー加入で活動を再開するものの、72年12月、正式に解散。
【リリース情報】
<国内盤>
ドアーズ 『ライヴ・アット・ザ・マトリックス、1967:ザ・オリジナル・マスターズ(SHM-CD)』(CD3枚組)
(WPCR-18620/22)定価5,060円(税抜4,600円)
<輸入盤>
The Doors 『Live At The Matrix』 (5LP+7inch Vinyl Set)
The Doors 『Live At The Matrix』 (3CD Set)
●デジタル配信
【ご予約はこちらからどうぞ】
https://warnermusicjapan.lnk.to/TDRS_latm1967OM
【商品の詳細はこちらをご覧ください】
https://wmg.jp/doors/
<収録曲目>
(Disc 1)
1 バグス・グルーヴ(インストゥルメンタル) *
2 バック・ドア・マン
3 マイ・アイズ・ハヴ・シーン・ユー *
4 ソウル・キッチン
5 オール・ブルース(インストゥルメンタル) *
6 ゲット・アウト・オブ・マイ・ライフ・ウーマン **
7 音楽が終ったら *
8 クロース・トゥ・ユー **
9 クローリング・キング・スネイク **
10 おぼろな顔
11 まぼろしの世界
12 アラバマ・ソング
13 水晶の舟
14 20世紀の狐
(Disc 2)
1 月光のドライヴ
2 夏は去りゆく *
3 アンハッピー・ガール
4 ウーマン・イズ・ア・デヴィル/ロック・ミー・ベイビー **
5 ブレーク・オン・スルー **
6 ハートに火をつけて
7 ジ・エンド
8 マイ・アイズ・ハヴ・シーン・ユー
9 ソウル・キッチン **
10 おぼろな顔 **
11 まぼろしの世界 **
12 音楽が終ったら
(Disc 3)
1 マネー **
2 フー・ドゥー・ユー・ラヴ **
3 月光のドライヴ *
4 夏は去りゆく
5 キング・ビー **
6 グロリア **
7 ブレーク・オン・スルー *
8 サマータイム(インストゥルメンタル) **
9 バック・ドア・マン **
10 アラバマ・ソング *
11 ジ・エンド(パーシャル)/レッツ・フィード・アイス・クリーム・トゥ・ザ・ラッツ
【収録曲詳細】
(CD 1) 1~7: March 7, 1967(First Set)
(CD 1) 8~14: March 7, 1967(Second Set)
(CD 2) 1~7: March 7, 1967(Third Set)
(CD 2) 8~12: March 10, 1967(First Set)
(CD 3) 1~7: March 10, 1967(Second Set)
(CD 3) 8~11: March 10, 1967(Third Set)
* Previously unissued(未発表音源):(CD 1) 1、3、5、7、(CD 2) 2、(CD 3) 3、7、10 (8曲)
** First time released from original master tapes(オリジナル・マスター・テープから初めてリリースされる音源):(CD 1) 6、8、9、(CD 2) 4、5、9、10、11、(CD 3) 1、2、5、6、8、9 (14曲)