みんなが最初に聴いたバロック音楽演奏って、これですよね！1980年くらいまでは、まだまだピリオド楽器演奏は実験的なものが多く、その時代、バロック音楽は、パイヤール、イ・ムジチ、マリナーらが数多くのバロック音楽を演奏していました。また、NHK-FM「朝のバロック」や、FM東京「バロック音楽をあなたに」でも、皆川達夫氏、服部幸三氏が、これらの演奏で紹介していました。
現在のバロック音楽は、歴史的演奏研究も進み、しっかりピリオド楽器と奏法で演奏されるのが当たり前のような時代ですが、今のピリオド楽器とは違った、きらびやかかつ落ち着いたモダン楽器による演奏は、懐かしくも感じられ、安心感も感じるユーザーも多いでしょう。
エラート・レーベルには、パイヤール、レーデル、シモーネのバロック大御所指揮者がおり、膨大な量の録音を行っています。しかし、そのほとんどは、海外でも生産中止となっており、入手不可能なものも多くなっています。
日本独自企画として、バロックの有名曲が収録されたオリジナル・アルバムを15タイトル厳選し、リマスター職人として有名なJVC杉本一家氏によるリマスター、及び、高品質UHQCD での発売です。